カワラケツメイ

学名:Chamaecrista nomame (Makino) H.Ohashi
科名:マメ科
用部:全草
用途:利尿、健康茶
生薬名:山扁豆(さんぺんず)
説明:
本州以西の、日当たりのよい原野や川原など荒れ地に群生する。健康茶のベースによく利用される。同じマメ科の植物であるエビスグサの生薬、決明子(けつめいし)に薬効が似ているということでこの名がつけられた。日本にはマメチャなど様々な呼び名がある。なかでも弘法大師(空海)がお茶としての飲み方をひろめたということは周知のとおりである。このことからどれだけ日本に根付いた薬用植物であるかが伺える。豆果が未熟なころの夏に全草をとり、日干しにしたものを焙じてお茶として服用する。

Previous article

カブ

Next article

クサギ