フキ

学名: Petasites japonicus (Siebold et Zucc.) Maxim.
科名:キク科フキ属
用部: ①蕾 ②根茎
生薬名:②蜂斗菜(ほうとさい)
用途: ①咳、痰、健胃 ②打撲傷、のどの痛み

説明文:
日本原産の多年草で、本州から沖縄まで分布する。山野や平地の道端など湿った土地に生える。雌雄異株で早春に地下の根茎から大形の苞をつけた花茎を伸ばし、その先端から頭状花序をつける。雌花は白、雄花は黄色で、この花芽をフキノトウといい、多くの鱗片葉をつける。まだ、苞葉が開かないときに摘み取り乾燥させたものを、苦味健胃薬として胃のもたれ、胃痛に、また、咳止め、去痰に用いられる。根を乾燥したものを生薬の蜂斗菜といい、打撲、のどの痛みに用いる。

Previous article

ビワ

Next article

ヘクソカズラ