<お知らせ>新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言

日本救急医学会、日本臨床救急医学会、日本感染症学会、日本呼吸器学会の合同ワーキンググループより、「新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言」が出されています。

https://www.jaam.jp/info/2020/files/info-2020601.pdf

 

熱中症もCOVID-19も発熱疾患であるため、今夏は熱中症で救急車を呼んだとしてもCOVID-19疑いとして扱われる可能性もあります。

熱中症予防に努めていただくとともに、患者さん等への熱中症予防の啓発もお願いします。

 

【提言】

①屋内においては、室内換気に十分な配慮をしつつ、こまめにエアコン温度を調節し室内温度を確認しましょう。

②マスク着用により、身体に負担がかかりますので、適宜マスクをはずして休憩することも大切です。ただし感染対策上重要ですので、はずす際はフィジカルディスタンシングに配慮し、周囲環境等に十分に注意を払って下さい。また口渇感に依らず頻回に水分も摂取しましょう。

③体が暑さに慣れていない時期が危険です。フィジカルディスタンシングに注意しつつ、室内・室外での適度な運動で少しずつ暑さに体を慣れさせましょう。

④熱中症弱者(独居高齢者、日常生活動作に支障がある方など)の方には特に注意し、社会的孤立を防ぐべく、頻繁に連絡を取り合いましょう。

⑤日頃の体調管理を行い、観察記録をつけておきましょう。おかしいなと思ったら、地域の「帰国者・接触者相談センター」や最寄りの医療機関に連絡・相談しましょう。

 

 

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