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異常を感じたら薬剤師に相談して下さい

薬を使用して異常を感じたら、すぐに薬剤師などの専門家に相談しましょう。相談するときには、「何という薬を」「どのくらいの量・期間使用しているか」「どのような症状が出たか」を説明できるようにしておくと良いです。
 
医師から処方された薬は、副作用が出たからといって、急にやめてしまうと治療している病気を悪化させてしまうことがあります。自己判断で薬の使用をやめたり、量を減らしたりせず、まずはかかりつけ薬剤師に相談して下さい。

知っていますか?「患者副作⽤報告」

「副作用」とは?

薬には、病気を治す本来の作用(主作用)とそれ以外の期待しない作用(副作用)があります。副作用には、眠気が出る、食欲がなくなるといったものから、生死に関わるものまで、様々なものがあります。また、副作用は誰にでも現れるわけではなく、個人差(アレルギー体質など)や使用時の体調なども影響します。

「患者副作⽤報告」とは?

医薬品の安全対策に活⽤する⽬的で、患者の皆様またはご家族から、医薬品による副作⽤報告を受付、整理し、厚⽣労働省へ報告するものです。
平成31年3⽉26⽇より正式に実施されている。新しい制度になります。

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この制度のポイントは?

・お薬を正しく使っていることが大前提となります。
・販売前開始前にすべての副作用を把握することが難しいため、販売後の情報収集をするための制度です。
・医療用医薬品だけではなく要指導医薬品及び一般用医薬品も対象となります。

ご注意!

・報告された症状についての助言・調査結果の連絡などは行っていません。
・現在、副作用が疑われる症状がある方は、まず、医療機関にご相談ください。
・「医薬品副作用被害救済制度」による給付金請求対象の場合は別の手続きが必要です。

※医薬品副作用被害救済制度とは?

医薬品を指示や説明文書のとおりに正しく使っていても、副作用の発生を防げない場合があります。もし、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合は、医療費や年金などの給付を行う公的な制度を受けられることがあります。

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