HOME | 災害時にお薬に困らないようにするためには?

災害時によくある「お薬のトラブル」

●避難生活が長引き、手持ちのお薬がなくなる

災害時は、普段当たり前に飲んでいる薬が手に入りにくくなります。
そのような時でも困らないように、3日から7日分くらいのお薬は、すぐに持ち出せるように準備しておきましょう。
 

●いつも飲んでいるお薬の種類や名前が分からない

お薬の名前は覚えておくと良いのですが、数が多かったり覚えにくいものもあり、覚えきれないこともあります。そんな時に「おくすり手帳」が役に立ちます。
処方されたお薬や、ドラッグストアなどで購入したお薬の情報を記載されたお薬手帳は、医師や薬剤師にお薬の情報を正確に伝えることができます。
 

●病院や薬局のお薬の備蓄がなくなる

災害時は道路等が通れなくなり、お薬が病院や薬局へ届かなくなることがあります。そうなってもお薬に困らないように3日から7日分のお薬は手元に持っておくようにしましょう。
病院や薬局のお薬の在庫がなくなり、いつもと違う代わりのお薬が処方されることもありますので、お薬手帳にこれまで起こった副作用やアレルギーの事をメモしておきましょう。

お薬に困らないよう災害時に備え、いつでも持ち出せるように準備しておきたいもの

●常用している薬(3日~7日分)
●お薬手帳・薬の説明書
●かかりつけの病院や薬局の電話番号を書いたメモ
●保険証のコピー

災害時にお薬がないときの対処法

●かかりつけの病院や薬局、または避難所の近くの病院に連絡して、お薬が入手可能か確認する。
●避難所で開設している救護所で医師・薬剤師等に相談する。
●避難所の管理をしているスタッフやボランティアなどに相談する。