ミョウガ

学名:Zingiber mioga (Thunb.) Roscoe
科名:ショウガ科
用部:花穂、根茎
用途:消化促進、しもやけ
生薬名:蘘荷(じょうか)
説明:
山地林野の樹木の下陰に自生する多年草。栽培もされる。花が開く前の花穂はミョウガの子の名で知られ、辛み、芳香があるため、汁の実や酢の物、揚げ物、つまや薬味に広く用いる。名前の由来は生姜とともに大陸から持ち込まれた際に、香りの強い方を兄香(せのか)、弱い方を妹香(めのか)と呼び、これが転訛してショウガとミョウガになったという説がある。ミョウガを食べると物忘れがひどくなるという俗説は、落語の「茗荷宿」から広まった。消化促進にミョウガの子を食べる。凍傷のかゆみに根茎20~30gを水400ccで半分に煎じその煎汁で洗う。

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