クマザサ

学名:Sasa veitchii (Carrière) Rehder
科名:イネ科ササ属
用部:葉
生薬名:隈(熊)笹
用途:健胃整腸

説明文:
山々の日当たりのよい所で群生しているのが目につく。秋から冬にかけ葉が白くふちどりされて見えることから隈取りされた笹ということでこの名がついた。葉は芳香があり防腐効果があることからちまきや団子など食べ物を包むものとして利用されている。新鮮で柔らかい若葉をミキサー等で青汁にして、胃もたれに用いる。また乾燥させた葉を健康茶の原料としても用いる。

薬草の詩:
鹿児島ではあまり使われませんが、笹ダンゴやチマキなどの食べ物を包むのに用いられます。ガンに効くという話もありますが、葉の珪酸質を取り除かねば薬効はないといわれていますので、素人にはちょっと使いようがありませんね。
胃のもたれに使うのは、クマザサでなくても、竹の葉ならなんでもよいそうです。(戊子)

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