公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

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そこまで気にし始めると・・・

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薬を長期間薬を飲むとなると・・・

薬の成分や添加剤の影響も気になり始める

本来は、それが普通であるのかもしれない

毎日、いくつもの薬と顔を突き合わせている薬剤師は、ひょっとすると、そのあたりのことをあまり気にかけないようになってしまっているのかもしれない

昨日、朝一番

それ(漫然投与の是非)を指摘するかのような相談が寄せられた

例えば、珪酸マグネシウムや沈降炭酸カルシウム

改めて長期使用した場合の安全性を問われると即答は難しい

長期服用中に腎機能の低下などの状態になれば、高マグネシウム血症や高カルシウム血症などになる可能性は否定できない

それぞれの初期症状に注意しながら、そして、定期的な血液検査などでフォローすればよいと言ってしまえばそれまでだが

本当に長期に亘って飲み続ける必要があるか

その評価はどこでなされるのか

マグネシウムやカルシウムなどは、食事等からの摂取量との兼ね合いもある

代替薬はないか

それとの安全性や経済性を含めた比較はどうか

患者の病状や生活背景

色々なファクターが関与してくる

即答は避け、1時間時間をもらい、あれこれ調べた

お陰で、よい頭の体操になった