公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

新着情報

処方箋の医師署名の、崩し、あるいは、デザイン化が、どこまで許容されるか (・・?

新着情報

処方処方箋 処方医の記名押印または署名が必須。

医師の中には、草書、簡体文字、それらをはるかに凌ぐ、ミミズがのたくった、あるいは、意味不明の記号のような署名をしてくるものがいる。

記名があり、それに加えて、ミミズがのたくった、あるいは、意味不明の記号のような署名がある場合は、まだ、まし。

しかし、署名のみで、署名のたびに、ミミズののたくった回数や意味不明の記号の形が変わるようなものは、質が悪い。

いったいぜんたい、誰が処方したか分からないのでは、処方箋の真正性が保てない。

役所などの書類には、楷書で署名してくださいと書体が規定されている場合がある。

一方、診療報酬関連書類の処方箋の書き方の部分を見ると、署名または記名押印とのみ書かれているだけで、書体までは規定していない。

「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000376202.pdf

診療録・処方せん 

第5 処方箋の記載上の注意事項

4 「保険医氏名○印 」欄について

処方箋を発行した保険医(以下「処方医」という。)が署名するか、又は処方医の姓名を記載し、押印すること。

こうなると、あまりにひどい署名に対して薬局から抗議したとしても、医師から私が署名しているから問題ない、文句を言うな的な回答が返ってきても仕方がない。

さて、処方箋の医師の署名、果たして、どこまでミミズがのたうち回れるのか、どこまで意味不明の記号のようなものが許されるのか・・・

どなたか、ご存じであれば、お教えください。

問題の医師が発行した処方箋100枚に記載されたへんてこりんな署名を集め、その揺らぎ具合について調査してみるのも一つの手かもしれない。

揺らぎが、小さければ、まだしも、あまりにも大きい場合は、それは、もはや、その医師の署名とは言えない。(処方箋の真正性を疑われても仕方がない)

証拠を突きつければ、彼らは、それなりに理解する。