公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

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2020鹿児島国体・・・「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック2018年版」

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2020 東京オリンピック。さすがに、オリンピックのみがマスコミでピックアップされますが、鹿児島国体も同年に開催されます。

個人的にセーリング連盟のメディカル・ヘルスケア員会や県体育協会・医・科学委員会に所属していることもあり、国体関連の資料や相談がぼちぼち届き始めています。

昨日も、ヨット競技会会場の青写真などが送られてきました。

さて、鹿児島国体に向けて、県内のドーピング防止相談体制の強化も今後図られることになります。

薬局で、ドーピングに関する相談を受けた場合の対応等についても、その内、講習会などが開催されるのではないかと思います。

アスリートへの調剤や一般用医薬品の販売の際に、ぜひとも、日頃からドーピング禁止物質に該当しないかということを念頭に置き対応してください。

禁止物質や医薬品の使用可否を調べる際には、次のような資料が参考になりますので、是非、ご利用ください。

なお、「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック2018年版」については、薬剤師会会員薬局には1冊ずつ県薬から送付される予定になっているようですのでご活用ください。

***参考資料等

1)WADA禁止表国際基準2018年版(JADA 日本語版)・・・少なくとも毎年1回改訂されるので、常に最新の禁止表を使用する。禁止表の発効は毎年1月1日。この資料が全ての資料の大元になります。

https://www.playtruejapan.org/code/

2)globalDro・・・医療用医薬品の使用の可否を検索できる。ただし、全ての医療用医薬品が掲載されているわけではない。また、配合錠などの場合は、成分に分解して検索するなどの工夫が必要なこともある。日本のサイトでヒットしない場合は、カナダやイギリスのサイトで英名で検索するとヒットすることもある。

https://www.globaldro.com/JP/search

使ってみようglobalDRO20180803

(↑ 2018年県薬会報 第1号に掲載したものを改変:日薬と日本スポーツ協会の資料について最新の情報に更新)

3)「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック2018年版」・・・日本薬剤師会が作成し、ホームページで無償公開。毎年、夏の国体前頃に発行される。

http://www.nichiyaku.or.jp/activities/anti-doping/about.html

 

4)日本スポーツ協会の使用できる医薬品一覧

http://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/2018antidoping.pdf