
新着情報
レセプトにコメントは必要ですか?
「レセプトにコメントは必要ですか?」、あるいは、「コメントはどのように書けばよいのですか?」等質問が時々寄せられる。
中には、「レセプト請求事務の手間を少しでも省きたいので、コメントを記載しなくてもよいか?」といったものもある。
このような質問については、レセプトのコメントの意味をまず考える必要がある。
コメントの意味は、『審査する側の判断を助けるため』である。
請求点数だけからでは、審査者が判断しにくい場合に、コメントがあれば、どうしてそのような請求になっているかということを相手(保険者等)が理解する助けになる。
つまり、相手に分かってもらいたいなら、要領よくコメントを付すのが良いということになる。
そういった観点からコメントを考えると、少しでも不安な場合は、その手間を惜しまずコメントを記載すべきだろう。
その判断や記載内容については、薬剤師が必要に応じてすることで、医事を悩ますことではない。
「レセプトにコメントは必要ですか?」との質問を受けた場合、正直、がっかりしてしまう。
さらに、「コメントはどのように書けばよいのですか?」に至っては、それくらい考えてよ!とさらに落胆してしまう。
なぜ、コメントが必要か、その意味を考えれば、コメントの記載の必要性、コメントの記載内容などは自ずと見えてくるのではないのだろうか。
今は、レセプトコンピューターも進化している。
いくつかの場合に合わせて、定型文を作成しておけば、それほど手間もいらずレセプトにコメントを記載することも可のなのでは?