アカマツ
科名:マツ科
用部:松脂(まつやに)、葉
用途:肩コリ、筋肉痛、関節痛、保温性浴料
説明文:
海岸近くのクロマツ、山に多いアカマツの二種類が普通マツと呼ばれる。常緑性の高木。高さ40mほどになり、幹に亀の甲状の裂け目ができ赤い膚をしている。葉は針状で花は4月頃紫色の雌花が2~3個、下部に黄色の雄花が群生し、花粉を散らす。松脂は粗皮を剥ぎ、傷をつけ流れでる樹皮のことで、特異の芳香および苦味がある。ひび、あかぎれに松脂を火であぶり、和紙に薄く伸ばし温めて患部に貼る。肩コリ、筋肉痛、関節痛などにも同様の使用をする。葉は松葉といい、保温性浴料、若葉の松葉酒は不眠、低血圧症、冷え症に。