公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

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「単なる事務的な問題」か、それとも「薬学的な判断」か?それが、問題である。

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「このような場合は、とれますか?」(以前も書いたが、「とれる」という言葉は個人的に好きでない。せめて、「算定できる」と言って欲しい・・・)

あなたは、どのようにお考えですか?

どうするかを決めるのはあなたです。

と、ついつい回答したくなる。

実際、最近は、やや対応が冷たく思われるかもしれないが、薬剤師が最終的に判断してくださいという回答をしている。

重複投薬・相互作用等防止加算は、薬剤師の職能と薬剤師の判断を評価した点数だが、算定要件がとてもぼんやりしている。

それゆえ、算定すべきか、算定をやめるべきか、悩んでしまうケースも多くある。

「単なる事務的な問題」か、それとも「薬学的な判断」

薬剤師が、後者だと考えれば、堂々と算定すればよい。(しかし、それが全て認められるかというと、そこは分からない。責任はそう判断した薬剤師にある。)

もし、例えば、突き詰めれば単なる事務的な問題かもしれない等、考えが揺らぐようであれば算定しなければよい。

それを決めるのはあなたです。

薬剤師の判断に任されている点数なので。(経験や自信などで、それこそ判断基準が人それぞれになりかねないが、少なくとも算定可能との判断根拠を説明できるようにしておく必要がある。それが、できないのなら(自信がないのなら)、算定しなければよい)

ちょっと乱暴な主張ですが・・・

<参考>

http://kayaku.jp/pha/6254/