
新着情報
<ちょっと一息> 先週末、あれこれ
26日(金)、3月末のサイクロンにより被害を受けたモザンビークに対する国際緊急援助隊医療チームの支援活動に対し、モザンビーク大使からレセプションに招待された。
めったにないことなので、有休をとり、参加してきた。
今回のモザンビーク・サイクロン災害の支援には、国際緊急援助隊医療チーム1次隊、2次隊が派遣された。
久々に、その時のメンバーと再会し、大使ご夫妻等を交えて楽しい時を過ごした。
料理は、モザンビーク料理。
大使夫人から、もっと食べてくださいねとしきりに勧められ、久しぶりにお腹がパンパンに。
2次隊メンバーは、支援時の通訳からプレゼントされた現地の民族衣装を持参。
大使は、現地の人々と国際緊急援助隊メンバーとのそのような交流についても大変うれしく思われたとのこと。
27日(土)、台風の発生で復路が心配されたが、どうやら飛行機は飛んでいた。
飛行機の時間まで、有楽町辺りをブラタモリよろしくブルブラしていた。
日比谷公園を望む、遠くのビルから、リュウゼツランの花らしきものを見つけた。
暑さの中、汗をかきながら現場を確認。
1960年ごろに植えられたとみられるアオノリュウゼツランが花をつけていた。
ニュースなどで報道されたこともあってか、かなりの数の人が、カメラ片手に訪れて観察していた。
鹿児島でも、つい先ごろ、米盛病院前のリュウゼツランの開花が報道されていたが・・・
鹿児島県警庁舎辺りに行けば、ほぼ毎年、リュウゼツランの開花を観ることができる。
28日(日)は、学校薬剤師フォーラムに参加したかったのだが・・・
生憎、薬草の集い(サマー)での薬草教室講師、園内案内講師を務めなければならず、27日の内に鹿児島まで戻らなければならなかった。
台風の影響で、飛行機の運航に乱れが生じ、結局、1時間以上遅延したが、鹿児島に到着。
(28日の午後何便かは、火山灰の影響で運休だったようなので・・・)
28日(日)、前日の雨と暑さで、今までに感じたことがないような暑さの中で薬草の集いが開催された。
暑さのためか、事前登録していた参加者が多く欠席。
少し寂しい状況での開催となった。
平家物語から、いきなり始まったので、参加された人は、なんだ?と思われたかもしれない?
沙羅双樹は、釈迦が入滅した際に咲いていた花・・・
平家物語を作った人は、そのあたりも押さえた教養人・・・
日本の寺院に植えられていることのある、ツバキ科の沙羅双樹は、仏教の三大聖木の沙羅双樹とは別物・・・
灌仏会に甘茶をかけ始めたのは、江戸時代ごろから
中略
葛根湯(薬草教室では、ほぼ毎回、葛根湯が登場するので、リピーターは聞き飽きているかもしれない)を題材に、証の考え方、構成生薬、漢方薬による副作用、漢方薬と西洋薬の相違、さらに、ドーピング、OTCを購入する際の注意等々、いつものことながら、てんこ盛り。
葛根湯医者は藪医者の代名詞とされるが、本当にそうだろうか?
患者の状態(証など)を見極めての処方であれば・・・(葛根湯の適応範囲は広い)
葛根湯医者は、それこそ、名医では?
中略
風邪・・・PL
むしろ、PL医者の方が藪医者では?
複合剤は、何かあった際のコントロールがし難い
さじ加減が利かない・・・
中略
薬を使用する、購入する際は、薬剤師を活用
使用した薬等については、お薬手帳等を活用
相談できるかかりつけ薬剤師を・・・
と、薬剤師と手帳の活用を啓発
以前、薬草教室で、同様に薬剤師等の活用の啓発を試みた際に、参加者から「そうおっしゃいますが、薬剤師は何もしてくれませんよ・・・」との厳しい批判をいただいたことがある。
あれから、かなり月日が経っているので、現状はかなり好転しているに違いない・・・