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第3回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰の取組事例の募集について
少し前、孫が、肺炎で入退院を繰り返しているのだが、耐性菌は大丈夫だろうかとお爺さんから相談を受けた。
娘が新p師匠で、ちょっとしたかぜ症状で、しばしば病院にかかり、その都度、抗生剤をもらってきているようだ。
今回は、症状悪化して、肺炎と診断され入院。
抗生剤の治療を数日間受け、症状が落ちついたので退院したが、その日の夜に高熱を発し、再入院。
今度は、マイコプラズマによるものと診断され、再度治療開始。
最近は、耐性菌の問題などから抗生剤の使用について厳しくなっている、簡単に抗生剤を処方するのは、問題があるのではないか。
娘にも薬に頼らず、生活環境(空調や清潔)や食事などの見直しをまずすべきではないかと常々言っているのだけれども・・・
そのような相談。
一時期、ニュースなどでAMR対策普及活動が紹介されたこともあり、一般の方にも認識されている方がいらっしゃることを伺わせる事例。
さて、第3回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰の取組事例の募集が開始された。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/infection/event/amrform2019.html
薬局や病院等における優良事例を集め、医療関係者間で情報を共有、啓発しようとの取り組み。
1)応募対象者:薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動に取り組んでいる個人又は団体を対象とします。
2)応募の部門及び普及啓発活動の対象
1. 国民部門:国民全体又は以下の2~4の特定層に限定されない個人を主な普及啓発対象とした薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動を実施している。
2. 教育・研究部門:小・中学生・高校生、大学・大学院生、教職員等を主な普及啓発対象とし、薬剤耐性(AMR)対策の理解を促進するための普及啓発活動(例:医薬品の適正使用や薬剤耐性菌に関する教育等)を実施している。又は、大学(大学附属病院を含む)・研究機関等において薬剤耐性(AMR)対策に資する研究を実施するとともに、その成果を発信し普及啓発に貢献している。
3. 医療部門:医療従事者、介護福祉従事者、患者・利用者・家族等を主な普及啓発対象とし、医療分野の薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン成果指標の達成等に向けた薬剤耐性(AMR)対策に係る普及啓発活動を実施している。
4. 動物部門:獣医療分野、畜水産分野等を普及啓発対象とし、動物分野のアクションプラン成果指標の達成等に向けた薬剤耐性(AMR)対策に係る普及啓発活動を実施している。
3)応募期間:令和元年 7月1 日(月) ~ 7月31日(水) 17時まで
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第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/infection/activities/amr/hyosyo.html
平成29年6月26日(月)≫
■薬剤耐性対策推進国民啓発会議議長賞
‣青森県感染対策協議会(AICON) ‣Smile Future JAPAN
■文部科学大臣賞
‣東北大学大学院医学系研究科総合感染症学分野 ‣兵庫県立兵庫高等学校
■厚生労働大臣賞
‣佐賀大学医学部附属病院感染制御部 ‣まえだ耳鼻咽喉科クリニック
■農林水産大臣賞
‣動物用抗菌剤研究会 ‣一般社団法人日本養豚開業獣医師協会
■「薬剤耐性へらそう!」応援大使賞
JOYさん
‣静岡県立こども病院 Shizuoka Antimicrobial Team (SAT)
‣新潟大学大学院医歯学総合研究科 微生物感染症学分野 教授 寺尾 豊
篠田麻里子さん
‣日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 ‣さっぽろ獣医師会
第2回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/infection/activities/amr/181105hyosyo.html
≪開催日:平成30年11月5日(月)≫
■薬剤耐性対策推進国民啓発会議議長賞
‣秋田県感染対策協議会
■文部科学大臣賞
‣中央大学全学連携教育環境プログラム西川ゼミの薬剤耐性菌に関する取り組み
■厚生労働大臣賞
‣特定非営利活動法人EBIC研究会
■農林水産大臣賞
‣大分県農林水産研究指導センター水産研究部
■「薬剤耐性へらそう!」応援大使賞
JOYさん
‣つながる ひろがる 子どもの救急
篠田麻里子さん
‣神戸大学医学部附属病院 抗菌薬適正使用支援(Big Gun)プロジェクトチーム
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AMR臨床リファレンスセンター