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地下鉄KIOSK新聞売り場、なんだか競馬が大変なことに
6/15-6/16 足早に通り過ぎた地下鉄キオスクの新聞売り場、156頭の馬がドーピングとの見出しが目に飛び込んできた。
後でネットで検索してみると、JRA関連会社が販売している飼料の中にドーピング禁止物資のテオブロミンが混入しており156頭が出走停止になったことが分かった。
・東スポWEB:https://www.tokyo-sports.co.jp/horse/jra/1434720/
・今週の中央競馬の競走除外について:http://www.jra.go.jp/news/201906/061504.html
昨年発生した胃腸薬に利尿剤が混入していたことによるヒトの事例と重なってしまう。
・JADAホームページ:競技者及び指導者への注意喚起について https://www.playtruejapan.org/topics/2019/000385.html
こうなってくると、競技者や馬が、いくら注意していても対処のしようがない。
個人的責任を問われないようにするためには、信頼できるメーカー品を正規のルートで購入し、使用した医薬品や飼料などの記録をしっかり残す、あるいは、現物を保管するなどの自衛策を実行するくらいしかない。
ところで、ヒトの禁止物質リストと馬に対する禁止物質の内容は異なる。
・国際アンチドーピング機構(WADA)国際禁止物質基準(日本語訳 日本アンチドーピング機構(JADA)):https://www.playtruejapan.org/code/provision/world.html
・日本の競馬禁止物質(馬)
競馬法第31条:https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000158
日本中央競馬会競馬施行規程 第132条(競走能力に影響を及ぼす薬品及び薬剤の使用禁止)~第136条関係(検査):https://company.jra.jp/0000/law/law07/07.pdf
・日本馬術連盟 ドーピング防止および薬物規制規程(馬):http://www.equitation-japan.com/library/library_regulation/002_ad_sousoku_0714.pdf
・THE FÉDÉRATION EQUESTRE INTERNATIONALE: https://inside.fei.org/content/anti-doping-rules コンタミネーション予防に関するサプリメントの利用、厩舎での対処などに関する情報もあり。
国際馬術連盟の定める禁止物質:https://inside.fei.org/sites/default/files/2019%20Prohibited%20Substances%20List_0.pdf