公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

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小箱から添付文書が消える・・・パソコンを使ったことは無いとは言えなくなる・・・

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添付文書情報の提供方法・・・ついにペーパレスに・・・

厚生科学審議会 平成30年度第8回医薬品医療機器制度部会(ペーパーレス)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02158.html) 資料1.「迅速なアクセス・安全対策の充実等、適切な製造・流通・販売の確保の仕組み」によると、その方向で話が進んでいる。

委員が指摘している通り、確かに資源の無駄。

紙媒体で箱に封入していると、迅速な改訂に、場合によっては追い付かない。

昨今、PMDAに掲載される情報は、改定情報とほぼ同時に差し替えられ、常に最新のものが掲載されるようになっている。

IT技術の進歩の賜物である。

薬剤師は、化学物質に付加された様々な情報の調理人。

情報を如何に扱うかが、その職能に大きく影響してくる。

そのため、常に情報の更新等に留意し、得られた情報をうまく適用していく必要がある。

それによって、適正かつ安全な、そして安心できる薬物療法を担うことになる。

会議では、薬の箱にQRコードを印刷し、そこから即最新の添付文書に飛ぶような工夫が必要、情報の改定を知らせる工夫が必要等の意見も出ていたらしい。

ますます、IT技術への依存度が大きくなっていく。

国会でセキュリティー対策担当大臣が、USBメモリーなどをネタに攻め立てられていたが、彼のようにパソコンで入力したことはないとなどと回答することは、薬剤師にはできない。

文明の利器を賢く使って職能発揮。

停電したら終わりですが・・・