公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

新着情報

薬だつ知識 No.15 「健康食品 治療の妨げになることも」の反響

新着情報

本日(2018/11/13)南日本新聞に「薬だつ知識」(http://kayaku.jp/yakudatu/)No.15 「健康食品  治療の妨げになることも」(https://app.box.com/s/4dog947z0ejp76rx3j12j8usl3q7bujl)が掲載された。

それを読まれた高齢の方から、早速、情報センターに次のような質問が寄せられた。(問い合わせ先は書いてないのだが・・・)

「病気は〇〇と◇◇。△△を飲んでいる(△△は、◇◇関連で使用されていると考えられる)。高麗人参を飲んでも大丈夫か。今朝の新聞の記事を読んで不安になった。」

薬は一つの袋に入って(一包化されて)おり、△△の他は何の薬か分からないとのこと。

高麗人参は、6㎜くらいの粒、その他の成分は何が入っているかわ分からない。(品質が判らなければ、どの程度影響するか等評価できない)

薬の効果判定の血液検査は月に1回。

3-4日前に病院にかかったばかり。

高麗人参を飲み始めたのは、この1週間くらい。

薬局に尋ねたら、別に問題ないのではと言われたが、心配。

高麗人参のところ(メーカー)に訊いたら、△△を飲んでいる場合は医師に相談するようにと言われた。

さて、あまりにも漠然とし過ぎていて回答のしようがない。

① △△は、高麗人参によって影響を受けることがあること、② 使用の可否については、その他の服用薬との関係、現在の状態などを総合的に判断する必要がある等を伝え、現在かかっている医師や薬剤師にもう一度相談してもらうように回答した。

記事には、使用する前に医師や薬剤師に相談するように書いてあるのだが・・・「かかりつけ」の文字が抜けていたか・・・