カワラヨモギ
学名:Artemisia capillaris Thunb.
科名:キク科
用部:花穂
生薬名:茵蔯蒿(いんちんこう)
用途:利胆、便秘の改善
漢方薬:茵蔯蒿湯
説明文:
荒れ地や河原、海岸の砂地に自生している。河原にはえるヨモギということからこの名がついたが、薬効はヨモギとは全く異なる。
夏に花穂が出たころ、地上部を収穫、乾燥させて花穂だけを集めたものを茵陳蒿(いんちんこう)と呼び、黄疸治療の漢方処方の生薬として用いる。
薬草の詩:
ヨモギという名はついていますが、モチに入れるヨモギとは違う種類の植物です。主に川原や海岸の砂地に生える多年草で、春先の若葉はヨモギに似ており、この名がついたと恩われます。
夏のころに背丈が大きくなってくると、花穂を薬用にします。
ところで、今朝のうんこの色はどうでしたか。色が今ーつと思いの方、カワラヨモギを煎服しますと、ピカピカの黄金色に変わってきますよ。 (正)