ニシキギ

学名:Euonymus alatus (Thunb.) Siebold f. alatus
科名:ニシキギ科
用部:枝の翼、果実
生薬名:衛矛(えいほう)
用途:月経不順、とげ抜き
説明文:
秋の紅葉が錦のように見事で美しいことから錦木(ニシキギ)となった。高さ1~3mの落葉低木で枝にコルク質のひれ状の翼(よく)が四方についているのが特徴。5月頃、新しい小枝の葉のつけ根に黄緑色の小花をつける。ニシキギに似たものにコマユミがあるが、枝に翼がない。果実は晩秋に赤い実を露出して美しい。
果実や葉は有毒で、食べると吐き気や下痢をおこすので、口にしないほうがいい。翼の部分を衛矛(えいぼう)といい、黒焼きにしてご飯粒で練って患部に貼り、とげ抜きとして使用する。

Previous article

ナワシログミ

Next article

ニラ