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監査で全く指摘されなかったらしいので、省略してよいですか?・・・ちょっとそれは違うのでは
昨日、薬局でのある業務について、「監査で全く指摘されなかったときいいたので、省略してもよいですか?」との相談が寄せられた。
監査で「たまたま?」指摘されなかったからと言って、直ちに、全くやらなくて良いと言うものではない。
目先の省力化に飛びついてしまうと、後で痛い目に合うかもしれない。
監査で指摘されなかったとしても、基本には忠実であるべきではなかろうか。
手書きであれば、いちいち記載する手間が発生するが、今日、ほとんどの薬局が電子薬歴を導入している。
電子薬歴に定型文登録をしておけば、ボタン一つでコメントを追加することも可能。
それすらも手間を惜しんで、作業を省略するのもどうだろう・・・
監査で全く指摘されなかったのは、特定の監査員によるかもしれないし、他にもっと重大な指摘事項がありそれが優先されたのかもしれない、あるいは・・・
少ない事例から演繹するのは危険である。
とにかく、基本には忠実であれば、少なくともどんなに厳しい監査を受けたとしても、それこそ全く問題ないことになるのではないのだろうか・・・