公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

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安い薬局を教えて欲しい

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安い薬局を教えて欲しいとの相談が寄せられた。

どこかで、県の相談窓口と紹介されたとのこと。

相談内容は、A薬局とB薬局とで、全く同じ内容の処方で自己負担金が違ったとのこと。

80円だから、1割負担なのでで実質800円も違う。

年金暮らしには、きつい。

鹿児島市内で最も安いところはどこか教えて欲しいとの相談。

と言われても、実際のところ、個々の薬局での支払額がどの程度異なってくるかは、簡単には分からない*注1。

また、薬剤師会的に特定の薬局が安いと言うことはできない。

東京辺りでは、一般的に大病院前の処方箋枚数が多い薬局が安いと教えてくれるのに、それも教えてくれないのかとおっしゃられていた。

ところが、その他の加算などを考えると一概には、そうとも言い切れない。

分かっているのに教えたくないのだろう、etc.

年金暮らしはきついことを本当に理解しているのか、etc.

市立病院前の薬局なら安いのか。

あれこれ言われても・・・

どこに聞けば、分かるのか。

九州厚生局であれば、それぞれの薬局の届け出情報を持っているので、それらを統合すればおおよその目星はつくだろう*注1。

しかし、鹿児島市内の300軒弱の薬局について、それをするとなると・・・つまり、分からないという回答はあながち間違いではない。

とにかく、薬局ごとに基本料等が異なっていること(分かりにくい診療報酬体系)で、色々な問題が生じ、薬局利用者に不信感を抱かせる。

高齢者の自己負担増ともなれば、同様な相談は増えてくるだろう。

さて、相談者は、自らを年金暮らしとおしゃっていたが、・・・、職業は法律関連らしい・・・・