公益社団法人 鹿児島県薬剤師会

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さて、どうしよう委任状・・・

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<ちょっと一息>

世の中、種々組織の総会シーズンを迎えようとしている。

所属する学会などから、総会への出欠票と合わせて委任状が送られてくる。

総会成立には、出席者が定数を満たす必要がある。

そのため、欠席する場合には、出席することが明らかな誰かに議決権行使を委任してもらわなければならなくなる。

ところが、この委任の過程において議案等が予め提示されないケースがある。

以前は、それほど気にしていなかったが、どうにも合点がいかぬシステムであると、ここ数年思い始めた。

議案や提案も分からぬまま、他人に議決行使権を委任するなんて・・・なんと危険な(なんとも関心がないこと)

総会が形骸化してしまっていないか・・・

さて、そのような目で種々総会を眺めてみると、

例えば、医療に関わる某NPOの場合、議案書が予め送られてくる、それをみて納得すれば、全権を委任する形をとっている。

あるいは、自宅マンションの総会、議案書が予め送られてくる、意見がなければ全権委任、個々の議案について賛否があれば、それぞれについての意見を書面で回答できる(委任状兼議決権行使書)。

どのような形が良いのかは、議論の余地があるにせよ、委任状の提出を求める場合は、少なくとも議案書を事前に送付しておくのが良いのではないかと個人的には思う。

議案書を伴わないまま、現在、手元にある委任状、さて、どう処理しよう・・・

総会に出席すれば済む話ですが・・・