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「平成30年度鹿児島県選手権兼福井国体選手選考会兼全国JOC・JOカップ夏季大会」でのアンチ・ドーピング啓発活動(7/8)
水泳連盟のスポーツドクターからの依頼で、急遽、7/8に「平成30年度鹿児島県選手権兼福井国体選手選考会兼全国JOC・JOカップ夏季大会」会場(鴨池プール)にて、アンチ・ドーピング啓発活動を実施することとなった。
2020国体対策委員会(県薬)から都合のつくスポーツファーマシスト3名が活動に有志で参加することとなった。
ところが、7/7-7/8は、西日本全体が記録的な大雨、九州北部、中四国、近畿等で甚大な被害が発生した。
そのため、当初、参加予定であった1名(病院勤務)が、災害時待機となり急遽欠席。
私は、7/7-7/8 山口で開催される予定の災害薬事研修会(PhDLS)に世話人・講師として参加する予定であったが、現地の状況を鑑み研修会が開催延期となったため、代打で急遽、啓発活動に参加することにした。
会場では、小学生から成人までの各種目の熱戦が繰り広げられていた。
当日は、某有名選手も参加するとあって、MBCの取材も入っていた。
大会受付の傍らにブースを設け相談対応をするとともに、会場内を回り、応援席にいる人に啓発資料を配布するなどした。
にわか作りのブースでは、あったが、目に停めた人、あるいは、連盟の好意で実施したブース設置のアナウンスを聞きつけた人が何組か立ち寄ってくれた。
実際に使用している医薬品やサプリメント等の相談、使用できる・使用できないゲームなどを実施した。
流石に当事者またはその支援者だけに、ドーピングに対する関心が高く、薬剤師の説明を聞いては、一様にドーピング防止の奥深さに驚いていた。
相談者の中に、これから登録販売者試験を受験しようとしている選手家族もいた、とても熱心に話を聞いてもらえ、また、とても感謝された。
今回は、スポーツファーシスト(薬剤師)の活動に理解のあるスポーツドクターの声掛けでの実施となったが、待っていても活動の場は広がらない。
他の競技団体やスポーツ大会等に、こちらから積極的に打って出ることが必要と感じる1日であった。
なお、スポーツファーマシスト(薬剤師)の国体に向けてのアンチドーピングに係る取り組み(今年は約20競技団体に対して、国体選手を対象としたアンチドーピング講習会を実施することになっている。講師は活動に賛同してくれたスポーツファーマシストが担当することになっている)を後日MBCに取材していただけることとなった。