厚生労働省が掲げる「患者のための薬局ビジョン」に基づく、かかりつけ化の推進。これを一貫して実践してきたのが、上田地区の薬局です。上田地区にはいわゆる門前薬局はなく、すべてが地元に根差した地域薬局です。上田地区では1974年の分業元年以前から医薬分業が行われていました。療養中の患者はもちろん、健常者や未病段階の生活者も気軽に訪れ、世間話を交えながら相談する姿は現在も変わることなく続いています。
長年にわたって、薬局・薬剤師と地域生活者が「顔の見える関係」を築き、そのことがお互いの信頼につながり、文字通り「かかりつけ」を実践しているのです。
その背景には、「患者のために、地域生活者のために」というミッションがすべての薬局・薬剤師に共通認識として備わっていることがあります。指導部から一般の会員までブレることなく、連綿と続いているのです。厚労省の担当者、政治家、薬学生等々、多くの方が薬局の原点、医薬分業の原点を求めて上田地区を訪問しています。
薬局の在り方、医薬分業の在り方を改めて探る視察研修に是非、ご参加ください。
上田地区の薬局視察研修要項
主催 : 一般社団法人 次世代薬局研究会2025
開催日 : 2019年8月18日
集合 : JR上田駅 「お城口」改札周辺 10時30分集合
視察内容 : イイジマ薬局ほか。
上田薬剤師会館にて上田薬剤師会役員との意見交換会(17時40頃:現地解散)
※宿泊者は上田の若手薬剤師との懇親会あり
参加費 : 3000円(上田薬剤師会資料作成費・手土産) : 交通費、昼食費は自己負担
定員 : 12人(少人数での訪問になります。お申込みはお早めに)
お申込み=参加者の所属、ご名前、連絡先(メールアドレス、電話番号)等を明記の上、下記のメールアドレスからお申込み下さい。0813fujita@catv296.ne.jp
参考※北陸新幹線時刻表
列車名 東京駅発 上田駅着
あさま655号 8:32 10:00
はくたか555号 8:44 10:08
あさま 605号・はくたか605号 9:04 10:27