<情報提供>「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式~」の改訂

令和2年6月16日にVer.2として改訂されていました「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式~」ですが、さらに改訂されVer.3となりました。

 

◆主な改定箇所◆

1.データやその分析を追加
・ 学校が本格的に再開された6月1日以降の児童生徒、教職員の感染状況についての感染経路等のデータや、年代別罹患率等のデータ・分析等を記載。

2.学校施設の清掃、消毒に関する新たな内容を追加
・ 通常の清掃活動の中にポイントを絞って消毒の効果を取り入れる考え方を提示。発達段階に応じて児童生徒がこれらの作業を行ってもよいこと、スクール・サポート・スタッフや地域学校協働本部による支援等、地域の協力を得ることなどについても記載。
・床は通常の清掃活動の範囲で対応
・机・椅子の特別な消毒は不要、必要に応じて家庭用洗剤等を用いて拭き掃除
・大勢がよく手を触れる場所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)は一日一回、消毒を行う。(家庭用洗剤等を用いた拭き掃除で代替可能) など
・ 上記に加えて特別な消毒作業は基本的には不要であること、その上で消毒作業を実施する場合は外部人材を活用することや、過度な消毒とならないような配慮等について記載。
・ 消毒の方法について最新の検証結果等を反映(次亜塩素酸水等)。

3.気温・湿度や暑さ指数が高い日のマスクの取扱いの記載を充実
・ 常時マスクを着用することが望ましいとの記載から、身体的距離が十分とれない場合には着用すべきとする記載に変更。
・ 熱中症などの健康被害が発生するおそれがあるため、気温・湿度や暑さ指数が高い日にはマスクを外す※よう明記。
・ 登下校時も同様に気温・湿度や暑さ指数が高い時はマスクを外す※よう指導(自分で判断が難しい子供へは積極的に声をかけるなどの指導)。
※マスクを外す場合は、人と十分な距離を確保する、会話を控えることについても記載。

4.臨時休業の判断について考え方や参考事例を追記
・ 学校で感染者が発生した場合でも、臨時休業は濃厚接触者の特定や検査実施に必要な日数等で足り、現在は1~3日の臨時休業後の学校再開が一般的である旨を、事例・データとともに紹介。

 

 

学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活」~ (2020.8.6 Ver.3)

https://www.mext.go.jp/content/20200806-mxt_kouhou01-000004520_3.pdf

 

 

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