<はじめに>

最近、薬局で健康教室を開催し、地元の方々から高く評価されている薬局が全国的に増えています。薬局の新たな機能をアピールすることによって、地域の方々の未病・予防に貢献しているという実感が、当該薬局の薬剤師のやる気に繋がっているのではないかと思います。

ところで、いざ「健康教室を開催する」するとなると、何をどうしたらいいのか、人は集まるのか、など、雲をつかむような感覚をもたれ、しり込みされている方も多いのではないかと思います。そこで、より多くの薬局に、安心して「健康教室」を開催していただけるように、鹿児島県薬剤師会薬局の「健康教室」開催のノウハウを公開することにしました。参考にしていただき、是非、「健康教室」を開催して、薬局の新たな機能を地域の方々に伝えてみてください。

 

目次

  1. 健康教室開催の心得
  2. 県薬剤師会薬局での健康教室
  3. 健康かごしま21関連資料
  4. 検体測定について

 

<健康教室開催の心得>

 ①健康教室の対象は、現在治療中の患者さんではない。

(ア)定期的に医療機関を受診していない方を対象に、健康維持や疾病予防のお手伝いをするということです。

(イ)薬局時実施した検査は、あくまで目安であり、特定検診や健康診断の代わりとはなりません。

 ②近隣の医療機関等との連携が必須

(ア)近隣の医療機関と話し合い、連携を取り合って、トラブルとならないように注意する必要があります。

 

目次へ

 

<県薬剤師会薬局での健康教室>

県薬剤師会薬局では、平成27年8月より年に2回程度の頻度で「健康教室」を開催してきました。開催当初は、どのように開催してよいか全くわからず、また、本当に地域の方々に来ていていただけるのかもわからず、不安を抱え手探りの状態でした。当初は、参加者20人程度でしたが、新聞折り込み広告や参加者の口コミなどもあり現在は25~30人程度の方が参加していただけるようになりました。さらに、回を追うごとに色々な工夫も取り入れ、また、必要な検査器具なども取りそろえることができ、現在、一定の形に落ち着いています。

県薬剤師会薬局の健康教室は、主に「おくすり相談」と「健康チェック」の2部に分かれています。以下に、それぞれの具体的な内容などを示しながら、これまでに開催してきた「健康教室」を通して得られたノウハウをご紹介します。参考にしていただき、是非、「健康教室」を開催していただければと思います。

参加者は、最初は、数名でかまいません。思い切ってやってみるとよいと思います。

①「近隣住民への健康教室開催の案内方法」

左に示したようなポスターやチラシ(雛形は、こちらです。ご自由にお使いください。)を作成し、「健康教室」開催の2週間程度前に薬局に掲示、また、薬局で配布しています。さらに、近隣地域住民を対象として3000部のチラシを新聞の折り込み広告として配布しています。チラシの印刷には1万円程度(自前)、新聞折り込み広告依頼に1万円ほどかかっています。因みに、スタッフ募集の案内と締め切りのFAXで2万円程度かかっています。

 

 

 

 

 

 

 

②「おくすり相談」

「健康教室」を開催すると「普段は薬剤師が忙しそうで相談できないという方」や、「普段は別の薬局を利用されている方」も、来局されることがあります。十分な時間を割き、傾聴することで、相談者が抱えている服薬に関する問題を解決でき、さらには、当番医への受診勧奨やOTC販売に繋がるケースもあります。

(ア)対象

現在医療機関を受診中の患者さん本人や、その家族の方。

(イ)実施内容

①現在飲んでいる薬の効果や副作用の相談

②複数医療機関を受診されている場合は、薬の飲み合わせのチェック

③自分または家族が購入した健康食品と薬の飲み合わせのチェック

④飲み残している薬とその利用

 

③「健康チェック」

「健康チェック」では、種々の検査機器を用い、SPO2値、血液(HbA1c値、血糖値、中性脂肪、HDLコレステロール値、LDLコレステロール値)、血圧、身長、体重、脳年齢などをチェックします。具体的な方法などついては<検体測定について>を参照してください。

 

「健康チェック」実施時の心得

①測定用の試料(血液)は、必ず相談者自身が採血する。

②測定結果から、良し悪しの判断をしてはいけません。

③基準値を提示し、気になる場合は医療機関の受診を勧めるにとどめます。

④受診勧奨の際には、受診勧奨状(こちらの様式)、MyDB-X2の受診勧奨状を使用します。

⑤受診勧奨状には測定結果(数値)は記載せず、本人の状態や気になることを記載し、相談者にお渡しします。

⑥詳しくは、Q&Aを参照してください。

 

(ウ)実施項目

①骨密度、体脂肪、SPO2、脳年齢、血液(HbA1c値、血糖値、中性脂肪、HDLコレステロール値、LDLコレステロール値)、血圧、身長、体重

 

(エ)測定機器

①使用機器は、購入またはレンタルをしています。

1.今後の使用頻度などを考えレンタルか購入かを決めるとよい。

②県薬剤師会薬局で使用している機器については、こちらを参照してください

1.血液測定用機器

(ア)高度管理医療機器のアリーアAfinionアナライザーを使用しています。

(イ)販売するのではなく薬局内での使用のため、高度管理医療機器販売業の許可は不要です。

(ウ)HbA1c値、血糖値、中性脂肪、HDLコレステロール値、LDLコレステロール値が測定できます。

2.身長・体重

(ア)ムラテックKDS デジタル身長計 DSN-90体組成計 インナースキャン50 BC-313を使用しています。

(イ)身長、体重からBMI腎機能の状態を予測することができます。簡単なツールを作ってみましたのでご利用ください。

3.骨密度

(ア)超音波骨密度測定装置 CM-100をレンタルで使用しています。

(イ)骨密度の測定結果から、食事や運動の指導、OTC薬の推奨、受診勧奨などに繋がります。

4.脳年齢

  (ア)検査用チェックシート(参考にした資料)

①簡単なツールを作ってみましたのでご利用ください。

  (イ)認知症が気になる方や、その家族の方から相談があった場合、その場で簡易検査をすることができます。

<県薬剤師会薬局での健康教室>topへ

目次へ

 

<健康かごしま21関連資料>

薬局における地域住民への健康支援を考える上で、まず重要なのが、「健康日本21」という国の基本方針です。現在の第二次計画は、平成25年度より10年間の計画で、その中に都道府県健康増進計画があり、鹿児島県では「健康かごしま21」が策定されています。薬局で、健康増進のために地域において現在何が必要なのか、「健康かごしま21」を参考にすると、来局者の相談や健康教室での講話など、立案がしやすいのではないでしょうか。

健康かごしま21では、平成25年度~平成34年度の全体目標として、「健康寿命の延伸」と「生活の質(QOL)の向上」を掲げています。また、重要目標として、(1)脳卒中の発症・重症化予防と死亡者の減少、(2)がんの発症・重症化予防と死亡者の減少、(3)ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の発症・重症化予防、(4)認知症の発症・重症化予防、(5)休養・こころの健康づくりの推進が挙げられ、それぞれの分野で施策が設定されています。

これらをカテゴリー別に分類して、関連資料をご紹介しますので、講話イベントなどの資料作成にご活用ください。

※ このコンテンツは2019年11月1日作成です。リンク切れの際はご容赦願います。
情報は常に新しいものをご利用ください。

 

カテゴリー分類

  1. 生活習慣病

(1) 脳卒中

(2) がん

(3) メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)

(4) 高血圧症

(5) 糖尿病

(6) COPD(慢性閉塞性肺疾患)

(7) CKD(慢性腎臓病)

  1. こころの健康の維持・増進と健やかなこころを支える社会づくり

(1) こころの健康づくり

(2) 自殺対策

  1. 社会生活機能の維持・向上

(1) ロコモティブシンドローム(運動器症候群)

(2) 認知症

(3) 高齢者の健康

(4) 働く世代の健康

(5) 次世代の健康

  1. 生涯を通じて健康づくりを支援する社会環境の整備

(1) 性差に配慮した健康づくり支援

  1. 栄養・食生活,身体活動・運動,休養,飲酒,喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善

(1) 栄養・食生活

(2) 身体活動・運動

(3) 休養

(4) 飲酒

(5) 喫煙

(6) 歯・口腔の健康

  1. その他

(1) 薬物乱用防止

(2) アンチ・ドーピング

 

目次へ

  1. 生活習慣病

(1) 脳卒中

全国における主要死因として、三大生活習慣病といわれる悪性新生物、心疾患、脳血管疾患があります。本県の脳血管疾患による死亡率は、全国平均より高く、要介護(要支援)状態の主な原因疾患となっているようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)

P.3~5、8 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書

(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)

P.25~26 をご覧ください。

 

脳卒中の危険因子について県民の理解を深めるために、薬局において正しい知識の普及啓発活動や、個別に対応した生活習慣病の予防に関する指導など、脳卒中の予防に関して発症リスクの軽減・排除に努めることが重要です。また、医療保険者、県、市町村、健康関連団体等との連携も重要で、特定健康診査等の相談対応も必要です。

 

参考資料:

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 脳卒中(脳血管疾患)

厚生労働省 e-ヘルスネット 循環器病

全国健康保険協会 脳血管疾患

鹿児島県 脳卒中とは?

鹿児島県 脳卒中の原因は?

鹿児島県 脳卒中にかかりやすいかどうかをチェック!

鹿児島県 脳卒中予防のポイント

鹿児島県 脳卒中予防十か条

鹿児島県 脳卒中予防等のリーフレットをご利用ください

 

カテゴリーtopへ

 

(2) がん

三大生活習慣病といわれる悪性新生物、心疾患、脳血管疾患がありますが、悪性新生物の死亡者数は全国で最も多く、年々増加傾向にあります。中でも肺がんや乳がんの割合が高く、検診や受診の割合は、胃がんや子宮がんなどが多いようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.3、7、9 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書

(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.27~32 をご覧ください。

 

市町村のがん検診受診率は、増加傾向ではありますが、まだ低い状態ですので、早期発見・早期治療の促進のため、かかりつけ薬局・薬剤師として、市町村や多職種と連携してがん検診受診の普及啓発などに関与していくことが重要です。また、受療中の患者さん本人や家族に対しても、専門的な知識をもって対応する必要があります。

 

参考資料:

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト がん

全国健康保険協会 がん

国立がん研究センター がん情報サービス

国立がん研究センター 小児がん情報サービス

公益財団法人 がんの子どもを守る会

鹿児島県 がんの予防

鹿児島県 がん患者会一覧

鹿児島県 がん相談支援センター

かごしま県がんサポートブック(表紙~第2部)

かごしま県がんサポートブック(第3部~裏表紙)

鹿児島県 がん医療・がん検診機能情報提供システム

 

カテゴリーtopへ

 

(3) メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)

 

メタボリックシンドロームの該当者や予備軍の方は、少しは減少傾向ですが、本県は全国平均に比べて若干高く、循環器疾患として脂質異常症の有病者の推定数が、男女とも増加傾向にあるようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.6、P.26(循環器疾患) をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書

(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.39~41(循環器疾患) をご覧ください。

 

内蔵肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態ですので、地域における薬剤師の啓発活動や、地域の特定検診、保険指導等による疾病予防や治療継続の支援が重要になります。また、食生活の改善や運動の習慣化の支援・指導も必要です。

 

参考資料:

厚生労働省 e-ヘルスネット メタボリックシンドローム

全国健康保険協会 動脈硬化

鹿児島県 「メタボ」になりやすいかチェック!

スマート・ライフ・プロジェクト 肥満・メタボリックシンドローム

 

カテゴリーtopへ

 

(4) 高血圧症

 

本県の高血圧有病者及び予備軍の割合は、全国平均よりは低いものの、増加傾向にあります。本県における高血圧の受療率は全国でも高い状況のようです。。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.6、8 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.39~41(循環器疾患) をご覧ください。

 

生活習慣病と言われる通り、高血圧となる要素は、過剰な塩分摂取、肥満、過剰飲酒、精神的ストレス、自律神経の調節異常、運動不足、野菜や果物(カリウムなどのミネラル)不足、喫煙など多岐にわたりますので、あらゆる面で多職種連携による高血圧予防の支援が必要です。

 

参考資料:

スマート・ライフ・プロジェクト 血圧

国立循環器病研究センター病院 高血圧

鹿児島県 「高血圧」を予防しましょう!

 

カテゴリーtopへ

 

(5) 糖尿病

 

糖尿病の有病者及び予備軍の割合は、全国的に増加傾向にあり、女性の罹患者が増えています。また、成人の肥満の割合が増加傾向にあり、きちんとした食事を意識、実行している人の割合が減少しているようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.6~7、9、26 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.42~43 をご覧ください。

 

他の生活習慣病と同様に、予防に関して地域における啓発活動や、地域の特定検診、保険指導等による疾病予防や治療継続支援が重要になります。また、食生活の改善や運動の習慣化の支援も必要です。

 

参考資料:

スマート・ライフ・プロジェクト 血糖(糖尿病)

鹿児島県 「糖尿病」を予防しましょう!

公益社団法人 日本糖尿病協会 糖尿病とは(糖尿病啓発人形劇等)

全国健康保険協会 糖尿病

 

カテゴリーtopへ

 

(6) COPD(慢性閉塞性肺疾患)

 

「慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic ObstructivePulmonary Disease)は、主に長年の喫煙習慣が原因で発症し、呼吸機能が低下していく肺の病気です。以前は「慢性気管支炎」、「肺気腫」と別々によばれていましたが、この2つを総称して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」とよばれています。」

(※スマート・ライフ・プロジェクト 生活習慣病を知ろう! COPD(慢性閉塞性肺疾患)より抜粋)

 

全国的に、COPDの認知度向上と喫煙者の減少により罹患者を減らす活動を推進しているところですが、喫煙者は減少傾向にあるものの、COPDの認知度はあまり向上していません。本県は、全国と比較しても死亡率が高く、認知度が低いため、受診率も低いようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.11、26~27 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.44~45 をご覧ください。

 

薬局において、まずCOPDの名称と疾患に関する知識等の普及啓発の推進が必要で、予防等に関する理解促進、早期発見・早期治療による発症・重症化予防の推進、禁煙外来の情報提供、受動喫煙防止対策など、たばこに関する情報提供と助言が必要と思われます。

 

参考資料:

スマート・ライフ・プロジェクト COPD

全国健康保険協会 呼吸器の病気

鹿児島県 COPD(慢性閉塞性肺疾患)を予防しましょう!(リーフレットあり)

一般社団法人 GOLD日本委員会 COPD情報サイト 世界COPDデー

鹿児島県 上手に禁煙するために

鹿児島県 禁煙支援医療機関について

 

カテゴリーtopへ

 

(7) CKD(慢性腎臓病)

 

CKDとは、①尿検査による尿蛋白陽性、血液やその他の検査により腎障害が明らかにわかる状態、②GFR(eGFR)が60(mL/分/1.73m2)未満、この①と②のいずれか、または両方が3か月以上続く状態のことを言います。初期は自覚症状がなく、貧血や疲労感、むくみなどの自覚症状が発現した時には、病状がかなり進行している可能性があります。

いろいろな腎臓疾患による医療機関の受診率は、ここ最近では増加傾向にあります。また、CKDから腎不全になり、透析導入となるケースがありますが、糖尿病性腎症が悪化するケースを主体として、透析患者数が近年増加傾向にあります。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.11~13 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.46~47 をご覧ください。

 

腎機能異常に気付いていない潜在的なCKD患者も多数存在すると推測されています。薬局では、CKDに関する正しい知識と生活における注意点などの指導、検診の受診促進、発症・重症化予防などに関する普及啓発活動、早期発見・早期治療のために地域の医療機関や多職種との連携が必要と思われます。

 

参考資料:

厚生労働省 腎疾患対策

一般社団法人 全国腎臓病協議会

鹿児島県 CKD(慢性腎臓病)とは(リーフレット、ポスターあり)

NPO法人 日本腎臓病協会 慢性腎臓病(CKD)の普及・啓発

公益社団法人 日本腎臓財団 CKD(慢性腎臓病)対策事業

全国健康保険協会 腎臓の病気

 

カテゴリーtopへ

 

 

  1. こころの健康の維持・増進と健やかなこころを支える社会づくり

 

(1) こころの健康づくり

 

うつ病、躁うつ病などを含んだ気分(感情)障害による医療機関の受診者が、全国的に年々増加しています。ストレスを感じている成人も多く、職場においての過労やストレスによる体調変化または病気の発症により、労災申請件数も増加しているようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.10、25 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.48~49 をご覧ください。

 

薬局では、こころの健康問題に関する正しい知識の普及啓発や相談できる体制の整備と充実が重要です。睡眠に対する正しい知識の普及や、ストレスと生活習慣病との関係など、ストレス対策に関する普及啓発や、メンタルヘルス対策支援センターの利用促進など、メンタルヘルスを含む職場ぐるみの健康づくりへの支援が必要と思われます。

 

参考資料:

厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014

鹿児島県 あなたのこころの状態チェックしてみませんか?(資料・リーフレット)

鹿児島県 温泉を活用した健康づくり

こころのメンタルヘルス ~うつ病~

こころのメンタルヘルス ~PTSD~

こころのメンタルヘルス ~薬物依存症~

 

カテゴリーtopへ

 

(2) 自殺対策

 

「1年間の自殺による死亡者は、全国で約2.4万人、鹿児島県では300人以上の方が自ら命を絶っています。自殺の原因は複雑で、その背景には、こころや体の健康問題、経済・生活問題、家庭問題のほか、人生観・価値観や地域・職場環境など、さまざまな社会的要因が関係しています。このようなことから、自殺を決して個人的な問題と捉えるのではなく、「自殺する個人を取り巻く環境にかかわる問題」として捉え、社会全体で総合的な対策を行う必要があります。」

(※鹿児島県 うつ対策 県自殺予防情報センターのご案内より抜粋)

 

本県において、自殺者は、特に男性が近年増加しているようで、主に健康問題を抱えているケースが多いようです。また、未成年者の自殺も全国的に増えています。悩みを抱え込んで、相談できず、自殺を考えたことがある人も少なくないようです。詳しくは、健康かごしま21(改訂版)第4章
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/3124_20130212191645-1.pdf
4-14 Ⅱ自殺者の減少 1自殺者数の動向
および、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.28(自殺対策の推進) をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.48~49 をご覧ください。

 

自殺の原因は複雑で、その背景も複雑です。私たち一人ひとりが自分自身の問題として捉え、多職種で連携して対策を行う必要があります。

薬局・薬剤師としても、患者個人やその家族にも、こころの病気の病名や症状を正しく理解して、悩みを相談できる環境を作り、正しい対処法、セルフケアを身につけて対処することが重要です。

 

参考資料:

みんなのメンタルヘルス ~自殺対策~

みんなのメンタルヘルス ケースに学ぶ~こんなときどうする?

鹿児島県 こころの健康度自己評価表票

鹿児島県 うつ・自殺予防関連対策グッズについて

鹿児島県 かけがえのない命をまもるために

 

カテゴリーtopへ

 

 

  1. 社会生活機能の維持・向上

 

(1) ロコモティブシンドローム(運動器症候群)

 

本県において、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に関連する関節疾患や骨折・転倒が、それぞれ要介護(要支援)状態となる要因の上位にあり、全国平均よりも高い受療率となっています。若い世代の運動習慣者は近年増えてきているようですが、成人の日常生活における歩数が少なく、「ロコモ」という言葉もまだ十分には普及していない状況のようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.5、P.9~10 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.33~35、P.57~61 をご覧ください。

 

高齢者が介護の必要な状態になる前に、青壮年期からの運動機能の保持が重要な課題となっております。ロコモティブシンドロームという言葉やロコモ予防の重要性について、薬局で啓発して地域住民の認知度を向上させることが必要と思われます。

 

参考資料:

NPO法人 全国ストップ・ザ・ロコモ協議会

ロコモチャレンジ!

公益社団法人 健康・体力づくり事業財団 貯筋運動プロジェクト

鹿児島県 ロコモ(運動器症候群)を予防しましょう!(リーフレットあり)

鹿児島県 +10(プラス・テン)で健康寿命をのばしましょう!(リーフレットあり)

 

カテゴリーtopへ

 

(2) 認知症

本県においても、全国的に見ても、認知症は高齢者が要介護状態となる原因の上位にあり、認知症の症状がみられる高齢者は、今後も高齢化に伴って増加することが予想されます。認知症の発症には、主に生活習慣が関わっているため、家族や知人、介護者、医療従事者の見守りや手助けが必要となります。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.24、P.30 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.36 をご覧ください。

 

薬剤師だけでなく、薬局職員が認知症サポーターとなり、認知症予防、早期発見・早期対応の重要性や認知症に対する正しい理解の促進に努め、認知症の理解普及を推進する必要があります。また、認知機能低下ハイリスク高齢者を把握し、特定健康診査や介護予防事業の参加の呼び掛けや、多職種連携による認知症の早期発見・早期診断・早期対応による重症化予防を推進する必要があります。

 

参考資料:

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 認知症とは

政府広報オンライン 知っておきたい認知症のキホン

厚生労働省 本人にとってのよりよい暮らしガイド

厚生労働省 若年性認知症ハンドブック(改訂版)

鹿児島県 若年性認知症ハンドブック

鹿児島県 若年性認知症支援ハンドブック

相談e-65.net

認知症フォーラム.com

鹿児島県 認知症の方の良き理解者になってください

鹿児島県 認知症に関する身近な地域の相談窓口(地域包括支援センター)

2017年版「世界アルツハイマーデー」リーフレット

県内市町村の「認知症ケアパス」について

 

カテゴリーtopへ

 

(3) 高齢者の健康

 

本県の高齢化率は、平成27年において約30%、75歳以上の高齢者比率も全国平均を上回る水準となっており、高齢者の大半の方が、地域でつながりのある生活、自宅での介護、自宅での終身を希望されています。また、高齢者の方に「介護予防」という言葉があまり浸透しておらず、ほとんどの方があまり関心を示していない状況です。詳しくは、鹿児島県高齢者保健福祉計画(平成30~32年度)概要版
http://www.pref.kagoshima.jp/ab13/kenko-fukushi/koreisya/keikaku/documents/65249_20180412143128-1.pdf
また、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.30 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.57~61 をご覧ください。

 

薬局でのコミュニケーションを通して、高齢者の社会参加のきっかけづくりなど、高齢者の生きがいづくりや社会参加を促していく必要があります。また、食事と運動についての指導・助言による適切な生活習慣の推進、ロコモ予防、認知症の理解普及の推進、認知症の早期診断・早期対応等による重症化予防の推進、介護予防については普及啓発や効果的な介護予防事業の取り組みの支援など、薬局から発信して取り組む必要があります。

 

参考資料:

厚生労働省 市町村セミナー 後期高齢者の健康

鹿児島県 本県の高齢者の現状

かごしまシニア応援ネット

ロコモティブシンドロームへ

認知症へ

カテゴリーtopへ

(4) 働く世代の健康

 

本県の働く世代は、飲酒習慣のある男性が全国と比較して多く、多量飲酒者が増加していることが特徴です。また、日常生活における歩数は減少傾向、運動習慣者の割合は増えているようです。食事は、全国平均と比較して塩分過多傾向にあり、野菜は不足気味のようです。有給休暇の取得率は全国と比較して低く、過労やストレスによる精神障害や脳・心臓疾患、自殺などのリスクが高い状況にあります。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.29 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.55~56 をご覧ください。

 

薬局では、適切な食生活の指導や、日常生活での歩数、運動習慣者の増加のための普及啓発、ストレスコントロールに関する啓発や相談対応など、食生活・運動・休養等に関して健康づくりを支援する必要があります。

 

参考資料:

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス

厚生労働省 こころの耳

全国健康保険協会 胃・食道の病気

全国健康保険協会 大腸の病気

全国健康保険協会 ストレス

 

ロコモティブシンドロームへ

自殺対策へ

休養へ

カテゴリーtopへ

 

(5) 次世代の健康

 

本県において、小学生の肥満児が増加傾向にあります。中・高生の飲酒や喫煙を経験している者の割合は減少傾向、小学生では、朝食を必ず食べる子供や運動・スポーツを習慣にしている子供が減少傾向にあります。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.29 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.50~54 をご覧ください。

 

薬局薬剤師または学校薬剤師として、小児期からの生活習慣病対策、学校・家庭・地域における健康づくりなど、子どもの身体の健康づくりの推進に関わっていく必要があります。また、地域保健と学校保健との連携により、未成年者の喫煙・飲酒対策に関与し、学校や学校医との連携などによる児童生徒への薬物乱用防止教育の充実が望まれます。

 

参考資料:

厚生労働省 こころもメンテしよう

発達障害情報・支援センター

NPO法人 全国ストップ・ザ・ロコモ協議会 子どもロコモ

 

カテゴリーtopへ

 

 

  1. 生涯を通じて健康づくりを支援する社会環境の整備

 

(1) 性差に配慮した健康づくり支援

 

本県では、平成21年度より乳がん・子宮がんについてがん検診推進事業が開始されています。その後、検診の受診率はいずれも若干高くなった状態で、横ばいのようです。一方、乳がんの罹患率や死亡率、若い世代の子宮がんの罹患率は上昇傾向にあるようです。女性の健康づくりや検診を支援する取組として、「女性にやさしい薬局」の指定・登録制度が推進されています。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.7~8、P.31 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.62~64 をご覧ください。

 

女性の健康づくりの支援として、女性の健康問題に関する正しい知識の普及啓発や、薬局において性差を考慮した相談しやすい環境の整備が必要と思われます。

 

参考資料:

厚生労働省 ヘルスケアラボ

全国健康保険協会 女性のがん

鹿児島県 毎年3月1日から3月8日は「女性の健康週間」です!

NPOピンクリボンかごしま

鹿児島県 乳がんの現状乳がん検診について

 

カテゴリーtopへ

 

 

  1. 栄養・食生活,身体活動・運動,休養,飲酒,喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善

 

(1) 栄養・食生活

 

本県において、1日当たりの食塩摂取量については、年々減少しているようですが、目標値の8.0gにはまだ達しておらず、野菜の摂取量についても目標値に足りていないようです。朝食については、若い男性や高齢者において欠食者が多いようです。適切な量と質の食事の摂取に対する意識が、まだ不十分と思われます。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.15、P.32 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.65~68 をご覧ください。

 

現状で、食塩の過剰摂取や野菜不足などに課題があります。生活習慣病の予防として、薬局において、適切な食生活習慣の普及・定着を支援する必要があります。

 

参考資料:

厚生労働省 国民健康・栄養調査

厚生労働省 日本人の食事摂取基準

厚生労働省 食生活指針について「食事バランスガイド」について

厚生労働省 e-ヘルスネット 栄養・食生活

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 食生活改善普及運動

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 栄養・食生活

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 減塩の日

農林水産省 食育に役立つ情報

厚生労働省 日本人の長寿を支える「健康な食事」

全国健康保険協会 塩分

全国健康保険協会 脂質

全国健康保険協会 肉類よりも魚のすすめ

全国健康保険協会 野菜

鹿児島県 もっと野菜を食べよう!

鹿児島県 かんたんヘルシー減塩レシピ

 

カテゴリーtopへ

 

(2) 身体活動・運動

 

本県において、県民の1日の歩数は、全国と比較して男女とも少ない状況です。運動継続者は、依然と比較すると増加傾向にあるようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.16、P.32 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.69~70 をご覧ください。

 

生活習慣病の予防やメタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームの予防・改善においても、薬局より適切な運動習慣の助言・支援や普及・定着に向けた情報発信が必要と思われます。

 

参考資料:

厚生労働省 e-ヘルスネット 身体活動・運動

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 身体活動・運動

厚生労働省 アクティブガイド

厚生労働省 階段利用キャンペーンポスター1

厚生労働省 階段利用キャンペーンポスター2

厚生労働省 運動型健康増進施設一覧

厚生労働省 健康づくりのための身体活動基準2013(概要版)

厚生労働省 健康づくりのための身体活動基準2013

鹿児島県 ウォーキング・運動カレンダー

鹿児島県 今より歩こう!!プラス1,000歩

 

ロコモティブシンドロームへ

カテゴリーtopへ

(3) 休養

 

睡眠による休養が不足していると感じている人の割合は、男性で20歳代、女性で40~50歳代の方に多い傾向が見られます。計画作成時より、労働環境の改善などによって有給休暇を取得する割合は増えているようですが、まだ十分とは言えない状況にあります。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.16、P.32 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.71 をご覧ください。

 

睡眠不足や過重労働が心身に与える影響などの普及啓発や、ストレスコントロールのために温泉等の地域資源の情報提供やその活用などを薬局より支援していくことが重要です。

 

参考資料:

厚生労働省 e-ヘルスネット 休養・こころの健康

厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014

全国健康保険協会 睡眠

鹿児島県 温泉を活用した健康づくり

 

カテゴリーtopへ

 

(4) 飲酒

 

本県において、飲酒習慣者は全国平均と比較するとかなり高く、生活習慣病のリスクが高い状態が続いています。また、未成年者や妊婦の飲酒も少なからずあるようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.17、P.32 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.72~73 をご覧ください。

 

薬局でできることとしては、検診の結果を利用するなど適正な飲酒習慣の助言・支援や、家庭・学校・地域・多職種等と連携した未成年者の飲酒防止の啓発、妊娠中の飲酒防止のための妊婦来局時における啓発などがあります。

 

参考資料:

厚生労働省 健康日本21(アルコール)

公益社団法人 アルコール健康医学協会

特定非営利活動法人 アスク

厚生労働省 e-ヘルスネット 飲酒

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 飲酒

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス アルコール依存症

全国健康保険協会 飲酒

独立行政法人 国立病院機構 久里浜医療センター 情報ボックス アルコール

厚生労働省 アルコール関連問題啓発ポスター

国税庁 未成年者の飲酒防止/適正飲酒の推進

鹿児島県 アルコール

 

カテゴリーtopへ

 

(5) 喫煙

 

全国的に見て、喫煙者は減少傾向にありますが、受動喫煙のリスクは職場や家庭において高い状況にあります。また、未成年者や妊婦の喫煙者は、減少傾向ではあるものの、まだ多い状況のようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.17、P.33 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.74~75 をご覧ください。

 

喫煙は、動脈硬化や血流悪化に伴い、脳卒中や高血圧、心疾患、糖尿病のリスクを高めます。薬局において、喫煙の健康への影響に関する情報提供や、禁煙外来医療機関等の情報提供やOTC禁煙補助薬の販売などによる禁煙指導・支援、未成年者や妊娠中の喫煙防止、受動喫煙防止などの活動が必要となります。

 

参考資料:

厚生労働省 たばこと健康に関する情報ページ

厚生労働省 e-ヘルスネット 喫煙

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト 世界禁煙デー

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト Smart Breath

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト たばこ

全国健康保険協会 たばこ

鹿児島県 上手に禁煙するために

 

カテゴリーtopへ

 

(6) 歯・口腔の健康

 

本県において、乳幼児や学齢期でむし歯の者の割合が全国平均より低く、成人で歯周炎を発症している者の割合は全国平均よりかなり高い状態にあるようです。また、歯周炎の発症により、高齢者の咀嚼が悪化している割合も高いようです。詳しくは、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)概要版
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/31952_20131211091447-1.pdf)
P.13~14、P.33 をご覧ください。

また、平成31年の中間報告については、健康かごしま21(平成25年度~平成34年度)中間評価報告書
(https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kenko/kagoshima21/gaiyou/documents/70126_20190329143312-1.pdf)
P.76~78 をご覧ください

 

むし歯や歯周炎は、心血管疾患や糖尿病を悪化させるリスク要因となります。歯科疾患の予防や口腔機能の維持向上のため、医科や歯科、多職種との連携で、歯科口腔保健を推進する必要があります。

 

参考資料:

厚生労働省 e-ヘルスネット 歯・口腔の健康

厚生労働省 歯科口腔保健関連情報

鹿児島県 歯の健康

8020推進財団

全国健康保険協会 全身の健康は歯の健康から

 

カテゴリーtopへ

 

 

  1. その他

 

(1) 薬物乱用防止

 

「医薬品を医療目的からはずれて使ったり、医療目的にない薬物を不正に使ったりすることで、たとえ1回使用しただけでも乱用にあたります。麻薬、覚醒剤、危険ドラッグ、シンナーなどの乱用は身体や精神に及ぼす影響が大きく大変危険です。また、本人だけではなく、家族を含めた多くの人々の人生を不幸にします。薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」、正しい知識と断る勇気が必要です。」

(※鹿児島県 薬物乱用防止より抜粋)

「近年、覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等の違法薬物の乱用が拡大し、特に若年層における薬物乱用の広がりは大変深刻です。若い世代やその保護者、指導者層などに対して、薬物乱用の危険性を周知徹底するとともに、薬物乱用による弊害を正しく認識することや自分の大切さに気付き、薬物乱用の誘いを断れる強い心を養うことが必要です。」

(※厚生労働省 薬物乱用防止啓発訪問事業 事業概要より抜粋)

 

薬局や教育現場において、専門性を生かした正しい知識の普及啓発活動が重要です。また、公共の場においても、地域と連携した住民に対しての啓発活動が必要です。

 

参考資料:

厚生労働省 薬物乱用防止に関する情報

厚生労働省 薬物乱用の現状と対策

STOP the 薬物!

薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」

日本薬剤師会 薬物乱用防止活動

鹿児島県 薬物乱用防止

 

カテゴリーtopへ

 

(2) アンチ・ドーピング

 

ドーピングとは、スポーツにおいて禁止されている物質や方法により競技力を高め、意図的に優位に立とうとする行為のことです。フェアプレイの精神に反し、スポーツの価値を損ねるだけでなく、選手自身の健康を害し、スポーツに社会悪のイメージを与えることになります。

スポーツの参加者全員が公正に競技することができるように、参加者に対して教育や啓発を行うことをアンチ・ドーピング活動といいます。

意図しなくても、不注意による医薬品の使用で「うっかりドーピング」となる事例も多数あり、とても身近な問題となっています。これを未然に防ぐことができるのが、薬局・薬剤師です。

フェアプレイの精神をもって、参加者が正々堂々と戦うことができるように、アンチ・ドーピング活動を推進していくことが重要です。

 

参考資料:

公益社団法人 日本薬剤師会 アンチ・ドーピング活動

公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構 アンチ・ドーピング教育教材

公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構 アスリートサイト

公益財団法人 日本スポーツ協会

公益財団法人 日本スポーツ協会 アンチ・ドーピング

 

カテゴリーtopへ

目次へ

<検体測定について>

検体測定について、「健康チェック」の血液検査を例に詳しく説明します。

①厚生労働省への届出等

(ア)薬局において血液検査を行う場合には、検体測定室の届出が必要です。

①届出には、検体測定室開設届書運営管理責任者・精度管理責任者の免許の写し検体測定室の場所を明らかにした薬局の図面が必要です。こちらこちらの記載例を参考にしてみてください。
右の図をクリックしても、リンクします。(Word2016推奨)

 

 

 

 

ガイドラインに示されている書類(標準作業書作業日誌作業台帳その他説明などに必要な書類)を作成します。作成は面倒な作業ですが、必要な作業ですので、漏れがないように注意しましょう。

 1.標準作業書

(ア)測定機器保守管理標準作業書

(イ)測定標準作業書

 2.作業日誌

(ア)測定機器保守管理作業日誌・測定作業日誌

 3.作業台帳(ガイドラインにより20年間の保管管理が必要)

(ア)測定受付台帳・試薬台帳

(イ)使用測定機器台帳

(ウ)精度管理台帳

 4.説明等の書類

(ア)申込書・承諾書

(イ)検体採取手順説明書

(ウ)結果報告書

(エ)緊急通報手順書

(オ)感染対策マニュアル

(カ)測定項目の基準値

 5.運用のシミュレーション

(ア)書類を作成したら、従事者で漏れがないか、実際の運用に問題がないか、勉強会・研修会、測定のシミュレーションを実施し検討します。

(イ)内部研修外部研修につきましては、関係法令、精度管理、衛生管理、個人情報保護などの研修を、従事者全員が受けておく必要があります。

(ウ)薬剤師会薬局では、内部研修・外部研修管理台帳を作成し、運営責任者が管理しています。参考にしてください。

 6.厚生労働省への書類の提出

(ア)作成した書類は、メールまたは郵便、FAXで医政局指導課医療関連サービス室長宛に送ります。詳しくはこちらのページの最下部をご覧ください。

(イ)書類は開設日の7日前までに提出が必要です。

(ウ)開設までのスケジュール表を作成しておくと、漏れなく準備できます。順番は前後しても構いませんので、確実に準備しましょう。

 7.運用後の自己点検結果の報告

(ア)運用確認や測定手順の見直し(自己点検)を実施し、厚生労働省へ提出することとなっています。

(イ)自己点検票(様式)を用い自己点検を行い、運営開始後40日以内に、医政局指導課医療関連サービス室長宛に提出します。

(ウ)関連資料は、こちらこちらです。参照してください。

 

(イ)開設までの手順

 ①測定機器を選定

  1.購入またはレンタルを決定

(ア)県薬剤師会薬局の場合、会員への研修等の目的での使用も考え、アリーアAfinionアナライザーを購入しましたが、使う頻度などを考慮し機器の購入またはレンタルを決定してください。ご検討ください。

 ②感染性試料(血液)を取り扱うための準備

  1.感染性廃棄物処理

(ア)測定には血液を資料とするため、産業廃棄物業者や地域の注射針回収基幹薬局に連絡を取り、右図のようなバイオハザートマーク付き容器を用意します。

(イ)使用済みの血液サンプルや穿刺器具は、専用容器入れに廃棄します。

  2.感染予防対策

(ア)血液からの感染予防のために、手袋マスク消毒用エタノール綿などを用意します。

(イ)穿刺後の止血用絆創膏を準備します。

  3.緊急時の対応を決める

(ア)事前に近隣の医療機関と相談し、緊急時の対応連携手順を決めます。

(イ)薬剤師会薬局の緊急時の手順書はこちらです。

  4.検体測定室内のレイアウトを決定する

(ア)他の業務と区別した専用の測定場所を設ける

①穿刺場所の確保や血液の飛沫感染予防など

パーティションなどが必要になる場合は、発注しておきます。

<検体測定について>topへ

②実際の血液採取と測定の流れ

薬剤師会薬局のアリーアAfinionアナライザーを例にして説明します。なお、血液の画像が含まれますので、閲覧にご注意ください。

(ア)申込書および承諾書の作成

①申込書の内容を被検者と一緒に確認、問診票には被験者自身が記入します。

 ②検体測定の流れの説明被験者に承諾の上、署名をもらいます。

(イ)検体測定の流れの説明
①自己採血
検体採取測定手順書に沿って、説明します。

(ウ)自己採血

①説明が終わったら、実際に被検者自身が採血します。

②まず、手指のアルコール消毒。

③次に、穿刺器具の取り扱いを説明。

⑤穿刺して血液を採取します。

(エ)検体測定

①採取した血液をカートリッジにセットして、アナライザーで測定します。

②測定終了まで、一定時間待ちます。

(オ)アフターケア

 ①被検者の穿刺部位に、絆創膏を貼ってもらいます。

(カ)測定結果

①測定時間が経過すると、検査結果が表示されます。

測定結果をプリントアウトして、被検者にお渡しします。

※ 写真は流れを説明するものであり、人物やデータはツギハギになっております。ご了承ください。
※ 写真の登場人物の詮索はご遠慮願います。

<参考資料>

○ 測定機器について(薬剤師会薬局)
○ (測定値を用いた)参考指標(BMI、Ccr、CHADS2スコア、認知症スケール)

○ 検体測定室に関するガイドラインについて(2014.4.9)
○ 検体測定室に関するガイドラインに係る疑義解釈集(Q&A)について(2014.6.18)
○ 検体測定室において自己採血を行う際の感染防止等衛生管理の徹底等について(2014.10.21)
○ 検体測定室の自己点検結果と今後のガイドラインの運用について(2015.2.18)
○ 検体測定室における一連の採血行為での医行為に該当する部分について(2015.8.5)
○ 検体測定室に関するガイドラインに係る疑義解釈集(Q&A)(その2)について (2018.1.31)

○ 検体測定室関連書類一覧表(チェック表)

<検体測定について>topへ

 

いかがでしたか。健康教室、やってみたくなりましたか?
私だったらこんなことができる、これをやりたい、など、何か新しいアイデアが浮かびましたか?
まずは、やってみましょう!

 

目次へ