R4.2.20オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修会(オンライン)の開催について

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より当会事業に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤については、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年3月厚生労働省、令和元年7月改訂)において、例外として、地理的要因がある場合や医師が女性の心理的な状態に鑑みて対面診療が困難であると判断した場合においては、初診からオンライン診療を行うことが許容され、その際に薬局では、研修を受けた薬剤師が調剤を行い、面前で服用させることと示されています。

当会では、昨年2月にこの研修会を行い、現在446名(鹿児島県・R3.7.30時点)が研修を修了した薬剤師として、厚生労働省ホームページに掲載されています。

本年度は、日本薬剤師会より、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、WEBによる研修会の開催も認められ、各都道府県薬での積極的な研修会の実施を求められています。

緊急避妊薬については、現在、処方箋無しでの販売についても取り沙汰されていますが、未だ検討段階であり、現時点では対面診療かオンライン診療を受ける必要があるため、本年度も昨年と同内容で、下記のとおり開催することとなりました。

当会においては、県内どの地域でも対応できる体制を確保し、「地域に医薬品を過不足なく供給する」という薬剤師・薬局の使命を果たすべく、一人でも多くの薬剤師にご受講いただきたく、ご案内申し上げます。昨年受講された方もあらためてご参加いただければ幸甚に存じます。

なお、本研修会の受講対象は、鹿児島県内に在住もしくはご勤務されている薬剤師の方のみといたします。

また、本研修会は、日本薬剤師研修センターの研修シール発行は行わないことを申し添えます。

 

日 時:令和4年2月20日(日)9:30~12:30(予定)

場 所:完全オンライン(DVD講演の配信)

内 容:

(1)オンライン診療の適切な実施に関する指針と緊急避妊薬の調剤について(9分)

公益社団法人 日本薬剤師会 常務理事   豊見    敦 先生

(2)オンライン診療に伴う緊急避妊薬処方上の留意点

1)緊急避妊全般(26分)

公益社団法人 日本産婦人科医会 幹事 宮国 泰香 先生

2)「月経と月経異常および性周期のホルモン調節機序」(42分)

3)「ОC全般と避妊法」(44分)

公益社団法人 日本産婦人科医会 常務理事    安達 知子 先生

(総合母子保健センター愛育病院産婦人科 院長)

(3-1)薬局での調剤の手順について(13分)

公益社団法人 日本薬剤師会 常務理事  亀井美和子  先生

(3-2)オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤について(30分)

一般社団法人 日本女性薬剤師会 副会長 小宮山貴子 先生

(薬剤師生涯学習センター「性の健康」検討委員会 委員長)

開催案内文書(PDF)

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