学名:Pulsatilla cernua(Thunb.) Berchtold et J.Presl

科名:キンポウゲ科  用部:根

生薬名:白頭翁

用途:止瀉

代表的な漢方薬:白頭翁湯

その他:有毒植物

説明文:
白く長い綿毛がある果実の集まった姿を老人の頭にたとえ、翁草という。全草にプロトアネモニン・ラナンクリンなどを含む有毒植物である。民間で根をすりおろして、その汁液を痔の痛む時、タムシに付ける。また、小児のしらくもにも塗って効き目があるとされているが、植物体から分泌される汁液に触れれば皮膚炎を引き起こすこともあり、誤食して中毒すれば腹痛・嘔吐・血便のほか痙攣・心停止に至る可能性もある。根を乾燥させたものを白頭翁と呼び、漢方においては下痢・閉経などに用いられることもあるが、民間では外用だけに留める必要がある。

薬草の詩:
白髪頭のおじいさんに似ていることから白頭翁の名がつきました。鹿児島ではよくあちこちで見かける昔からある植物ですが、最近自生のオキナグサが少なくなりました。菱刈町でオキナグサを守り育てようとする人々の輸が広がっていると聞いてうれしくなってきました。
オキナグサは単味で用いるものでなく、漢方処方として根を用いるも のです。(○)