学名:Foeniculum vulgare Mill.

科名:セリ科  用部:果実

生薬名:茴香

用途:芳香、健胃

代表的な漢方薬:安中散

説明文:
草丈は1〜2m、葉は糸状で、全体が鮮やかな緑黄色をしている。花期は6〜8月で、枝先に黄色の小花を多数つける。秋には7mm程度の楕円形の茶褐色をした実をつける。若い葉および種子(フェンネルシード)は、甘い香りと苦味が特徴で、食欲増進、消臭に効果があり、香辛料やハーブとして、食用や薬用として古くから用いられている。果実は、生薬の茴香で芳香健胃作用があり、漢方処方の安中散や市販の胃薬などにも使われている。

薬草の詩:
古くから香辛料や薬として用いられてきた植物で、魔法使いが葉をいぶして妖怪変化を呼び出すために用いたと伝えられているとか。独特な匂いといい、何となく不思議な雰囲気のある植物です。
今日では薬用として使われるほか、スパイスとしての消費が多く、料理でおなじみの「フェンネル」はウイキヨウの英語名です。(絹)