カニクサ

学名:Lygodium japonicum (Thunb.) Sw.
科名:カニクサ科
用部:胞子
用途:利尿
生薬名:海金砂(かいきんしゃ)
説明:
関東以西に自生する多年草のつる性シダで、別名をツルシノブという。他の植物に絡みつきながら繁殖するのが特徴である。京都近辺では、子供たちがカニを釣り上げるために使った植物でカニグサと呼び、のちにカニクサと呼ばれるようになった。近江地方では、胞子を叩き落して採取することからタタキグサともいう。胞子を海金砂(かいきんしゃ)と称し、利尿剤として服用する。

前の記事

カタバミ

次の記事

ヤハズエンドウ