学名:Allium macrostemon Bunge
科名:ヒガンバナ科
用部:鱗茎
用途:滋養強壮、健胃整腸、虫刺されに外用
生薬名:薤白(がいはく)
説明:
全国の陽の当たる道端、空き地、野原、堤の上などに生える多年生草本である。葉は、茎の下部に2~3枚互生し茎と同質で細長い。地下の白い球(鱗茎)で盛んに繁殖する。全体にニラ臭がある。名前は野に生える蒜(ひる.ネギやニンニクの古名)に由来する。漢名を「小根蒜しょうこんさん」、生薬名はラッキョウと同じく「薤白がいはく」という。 背部にひびく胸部の痛みに用いられる栝楼薤白湯などに配合されるほか、鱗茎を潰して虫刺され、かゆみ止めに使う。春の山菜としても有名だが、有毒植物のタマスダレ(ヒガンバナ科)の葉に似ているので注意が必要である。