用部:偽果 生薬名:営実(えいじつ)
用途:利尿、下剤、はれもの

説明文:
北海道西南部から九州まで分布する高さ2mほどに伸びる落葉樹で、陽のあたる場所に多い。葉は奇数羽状複葉で、枝は互生。4〜5月頃、ほのかな香りのある花を開き、秋に球形の偽果を熟する。小葉の縁には鋸歯があり、表面は光沢がないが、裏面に短毛が生えている。偽果が熟する前のものを採取し、日干ししたものを営実という。民間療法として偽果を煎じて利尿、峻下剤として服用する。また、煎液で洗い、冷湿布としておでき、にきびなどに用いる。内服する場合は、腹痛や激しい下痢を引き起こすことがあるので、少量から用いる。