用部:①花、②樹皮
用途:①精神安定、不眠解消 ②利尿、強壮、鎮痛

説明文:
東北地方以南、四国、九州、沖縄に自生。朝鮮半島、中国にも分布する、山野自生の落葉高木。名前の由来は、夕方になると細かい小葉が折りたたまれて閉じてしまう様が眠るようなので、[眠りの木]、そしてしだいに[ねむの木]に変化していった。夏に咲く花は、雄しべの花糸が紅色で美しいが、花弁やがくは小さく目立たない。
夏に花を採取し、乾燥させたものを合歓花(ごうかんか)といい、精神安定や不眠解消の効果があるとされる。
乾燥した樹皮を合歓皮(ごうかんひ)といい、煎じて強壮、利尿に服用したり、そのまま浴用料として用いたりする。また、樹皮の黒焼きを粉末にして、打ち身や腫れ物に湿布剤とする。