用部:葉・果実など
用途:高血圧の予防、止血
生薬名:棕櫚葉、棕櫚実

説明文:
耐⽔性のある樹⽪が特徴で、たわしやほうきなど掃除道具の原料として⽤いられてきた。また、幹はお寺にある鐘撞棒として使⽤されている。⽇本の九州南部が原産で、ヤシ科の植物では最も耐寒性のある植物である。近年温暖化により九州北部から関東以⻄まで繁殖地を広げ、侵⼊植物として危惧されている。⽇本で初めてシーボルトの⼿により、出島から⻄洋に渡った植物の一つとして知られている。葉を乾燥させたものを棕櫚葉 (シュロヨウ)、果実を乾燥させたものを棕櫚実(シュロジツ)と呼び、共に煎じて脳出⾎や、⾼⾎圧予防として⺠間療法で利⽤される。