学名:Artemisia indica Willd. var. maximowiczii (Nakai) H.Hara
科名:キク科 ヨモギ属
用部:茎葉
生薬名:艾葉(がいよう)
用途:胃酸過多、胃弱、下痢、便秘、止血
漢方:芎帰膠艾湯

説明文:
山野の草地、道端に自生する多年草。繁殖力が強くいたるところに見られ地下茎を伸ばして集団を作る。草丈は50~100cm、茎は立ち上がり多数分枝して木質化する。葉は互生、羽状に深く裂け、葉の裏側には白い毛を密生する。早春に積んだ新葉を天ぷらや茹でてお浸しにし、また、餅に入れて草餅にする。灸に使うもぐさは、葉を日干しして乾燥させ、裏側の綿毛だけを採取したもの。6~8月頃よく生育した葉を陰干ししたものは生薬の艾葉(がいよう)で、止血、鎮痛、下痢止めなどの目的で芎帰膠艾湯に処方される。民間薬としては、生葉を揉んで傷につけ止血剤とするほか、とろ火で煮詰めた煎じ汁をうがい薬やあせも・湿疹の患部に冷湿布として用いる。

薬草の詩:
身近な薬草の中で最もポピュラーな薬草です。
薬草としてはもちろん、餅草やお灸などいろんな使い方があります。
ヨモギ布団、ヨモギ座布団というのまであるそうです。
野山で虫にさされたり、切り傷で出血した時など、道端のヨモギをもんで傷口につけてみるといいですね。でも私はやっぱりこれです。
「両の手に桃と桜や草の餅」芭蕉                  (絹)