学名: Senna occidentalis (L.) Link
科名:マメ科センナ属
用部:種子または全草
生薬名:望江南
用途:健胃、緩下、利尿、虫刺され

説明文:
草丈約1mの一年草。葉は偶数羽状複葉、小葉は先端が尖って10~12枚で5~6対。夏に黄色の5弁蝶形花をつけ、豆果は長さ10cmで太く、円筒形。種子はやや扁平なハート形、2列入っている。ハブに咬まれたときに葉を揉んで、傷口にその汁をすりこむと良くなるということから、名前がついたという。実際には毒を中和することは無いが、蚋(ぶよ)や蚊などの虫に刺された時には、生の葉を患部にすりこむとかゆみは止まる。種子は生薬望江南(ぼうこうなん)と言い、健胃、緩下、利尿に利用される。種子を培ったものをハブ茶と称していたが、現在ではエビスダサの種子 (決明子けつめいし)をハブ茶として用いている。

薬草の詩:
薬草の森の入り口近くに、ジュズダマとハトムギを並べて植えてあるのは、その違いをよく質問されるからだそうです。ハブソウとエビスグサも、そろえて植えてあります。
通称「ハブ茶」といっているのはエビスグサの種子です。バブソウの種子は望江南、エビスグサの種子は決明子、利用目的は同じです。
某テレビに出演中、傍らのアナウンサーが「ハブソウというと“ハブ” を連想しますネー」。マムシにかまれたとき、葉をもんでつけたといわれます。ヤハリネー。 (竜)