ハナイカダ

学名:Helwingia japonica (Thunb.) F.Dietr.
科名:ハナイカダ科ハナイカダ属
用部:葉
用途:下痢

説明文:
北海道以南の森林に自生する落葉低木。水辺近くで群生していることが多い。枝は緑色。葉は互生し、広卵形。雌雄異株。4~5月頃、葉面中央部に淡黄緑色のごく小さい花を少数個つけ、8月頃には黒紫色の実となる。花が葉を筏に見立ててハナイカダ(花筏)の名前がある。葉を乾燥したものを下痢に用いる。若芽や花付きの葉は天ぷら、和え物(ゴマやクルミやカラシ和え)、おひたし、汁の実、油炒め、佃煮で食べる。秋の実は生食、果実酒に。

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