科名:バラ科  用部:種子

生薬名:桃仁

用途:消炎・鎮痛・浄血・鎮咳

代表的な漢方薬:桃核承気湯・大黄牡丹皮湯

説明文:
古く中国から入ってきた落葉樹。弥生式土器時代の遺跡からモモの種子が発見されている。かたいからの中に種子が一つあって、これを桃仁とよんで薬にする。生薬名 桃仁 漢方処方に用いられる。産前産後、血の道、生理不順に煎じて服用。桃の葉は アセモ取りに入浴剤として利用される。

薬草の詩:
女の節句であるひな祭りはもちろん桃の節句、雪洞に照らし出されたモモの花に美しい乙女を想像してしまいます。
漢方でもモモは血の道の薬として女性とは切り離せないものですが、なぜか桃の節句に店頭に出回るモモは観賞用のハナモモで、実を結ばいなのだそうです。おひなさまを飾るモモは実を結んでほしいと思うのは、私の感傷でしょうか。(絹)