学名:Houttuynia cordata Thunb.

科名:ドクダミ科  用部:全草

生薬名:十薬

用途:利尿、便通、化膿性の腫れ物

代表的な漢方薬:五物解毒散

説明文:
梅雨の頃に、庭先や野山に白い花をつけている独特の悪臭のする草花です。花の咲く時期に地上部を採取し、天日干ししたものを刻み薬草茶にします。便通や利尿をつける効果を期待して用います。多くの薬効があるということから十薬という生薬名がつきました。日本の代表の薬草とよばれますが、鹿児島県内でも奄美大島には自生してません、トカラ列島から南西諸島の間に生息の南限があるようです。

薬草の詩:
ニキビが「青春のシンボル」だなんてニキビのできたことのない人の言葉ですよネ。10代の半ばからニキビに悩まされ続けた私に、ある日母がドクダミでできているという薬を買ってきてくれました。しかしあまりのひどさに ドクダミも効果がなかったように記憶しています。そんなわけで、ドクダミはコンプレックスの塊だった思春期を思い出させる植物でしたから、その花がどんなに愛らしいかということに気付いたのは随分と後になってからのことです。(絹)