学名:Sanguisorba officinalis L.
科名:バラ科
用部:根茎
生薬名:地楡(ちゆ)
用途:止血、止瀉
説明文:
 日本全土の日の当たる山野によく見られる多年草。茎は真っ直ぐのびて1mに達して、上部でまばらに分岐する。葉は互生して長い柄がある。花は秋に咲き、分岐の先に暗紅紫色で長さ1~2㎝の花序をつくる。吾亦紅として生花にも使われるが、語源は不明。生薬名地楡(チユ)は漢名による。
 タンニン、サポニンを多く含み、収斂、止血作用があり、根を煎じたものを月経過多、下痢に用いるほか、生の根をやけどや湿疹に外用する。

薬草の詩:
 和室においた萩焼の一輪ざしにさした一枝は、そっとお抹茶がさし出されるふんいきですし、洋間の一輪は、グリムやアンデルセンの世界の広がりです。
 ピアノの裏から「ヤッホ一、ヤッ ホー」、白雪姫の七人の小人たちが出てきそう。   (竜)