学名:Saururus chinensis (Lour.) Baill.
科名:ドクダミ科
用部:全草
生薬名:三白草(さんばくそう)
用途:利尿、消炎
説明文:
 本州、四国、九州、沖縄の水辺などの湿地に自生する多年草。6月頃、枝先の葉の二、三枚が葉の付け根の方半分くらい真っ白になるので、よく目につく。葉を破ると独特の臭いがする。夏、葉腋から穂を出し白い小花をたくさんつける。ハンゲショウの名は、季節の半夏生(夏至から十一日目)の頃に葉が白くなるからとか、葉が半分だけ白くなるので、半化粧と呼ばれるなどの説がある。また、葉の表面の一部だけが白くなることから古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれている。
 6~7月、枝先の葉が半分程白く変わった頃、葉を摘んで水洗いし、陰干しで乾燥する
乾燥葉を尿の出が悪くむくみのある時に、生の葉を腫れ物、おできに使う。

薬草の詩:
随分と前のことですが、京都の武田薬園に堆肥(たいひ)の材料、除草のノウハウを勉強に行ったとき、ジャノヒゲ の密生が除草の手間をはぶくことを教わりました。
見本園から山林に入る登り口のわきに「竹節人参」が伸び、その前の流れのほとりに、ハンゲショウの群落が蒸風にゆれて白い模様が泳いでいました。
今でも鮮明な映像として残っています。                         (竜)