学名:Allium sativum L.
科名:ヒガンバナ科
用部:鱗茎
生薬名:大蒜(たいさん)
用途:健胃、発汗、利尿、去痰
説明文:
 草全体に強烈な臭気がある多年草。茎は直立して高さは20~35㎝。葉は広線形で2~3枚互生する。花期は6~7月。茎頂に散形花序に白紫色の花をつけるが、総苞葉が長く曲がって突き出すのが特徴。名の由来は、仏教の言葉である忍辱(ニンニク)の意味で、にんにくが持つ、独特で強烈なにおいを僧が耐え忍ぶことからこの名前が付いたのではないかと言われている。
 薬用部位は鱗茎。採取時期は9~10月。鱗茎を大蒜(タイサン)といって、成分はアリインである。アリインは酵素によって分解され、強臭のアリシンとなる。疲労回復、強壮、風邪予防、健胃整腸、冷え性などに広く効果がある。