学名:Allium tuberosum Rottler ex Spreng.
科名:ヒガンバナ科
用部:茎葉/種子
生薬名:韮白(きゅうはく)/韮子(きゅうし)
用途:強壮、強精、止瀉
漢方薬:
説明文:
 全体に独特の強い匂いがある。葉は疲労回復に役立つ野菜として知られるが、花を咲かせて種子も利用する。葉は幅4㎜くらい、長さ20~30㎝の扁平な線形。花は、7~9月頃に茎の先端に傘状に白い花を多数つける。名前の由来は、独特の臭気があることから、においきらう(香嫌)がニラに変化したという説や、食べると美味しいことを美辣(みら)と言い、それがニラに変化したという説がある。
 9月末に黒い種子を結ぶ。葉は整腸作用があり、昔より胃腸に効く野菜として親しまれている。種子は韮子(きゅうし)といい、強壮、強精、興奮薬として、漢方で用いられる。

薬草の詩:
子供たちにとって、ニラガユは決しておいしいものではありません。しかし、しばしば食卓に出てきたということは、だれかが、おなかを悪くしていたということでしょう。
裏の畑には必ず「ニラ」が2 列ほど植えてあり、木灰がうねごとにいっぱいかけてありました。薪と木炭で煮炊きしていたので、どこの家でも「灰」はたくさんあったころのことです。  (双竜子)