学名:Fallopia multiflora (Thunb.) Haraldson
科名:タデ科
用部:塊根
生薬名:何首烏(かしゅう)
用途:便秘、整腸
漢方薬:当帰飲子
説明文:
 日本全土に野生している中国原産の落葉性蔓植物。名前の由来は、葉がドクダミに似ている蔓性植物であることからツルドクダミとされた。茎は蔓性で長く伸び、径1cm以上になる。葉は互生し、心形で尖っている。根茎が長く、土中を横に走り暗褐色の大きな塊根をつける。花は白色で多数の小花をつける。
 根塊を乾燥したものを生薬の何首烏(かしゅう)という。薬酒として滋養強壮に用いることがある。

薬草の詩:
生薬名「何首烏」は、何という名前の人のしらが頭がカラスのように真っ黒になった、ということから付けられたそうですが、不老長寿の薬として栽培された割には効果がなく、雑草となっています。
 不老長寿の薬としてではなく、おだやかな整腸剤としては効果がありますから、便秘などに用います。                                                  (戊子)